2016年08月19日
【北沢峠から太平洋】 2日目 日本アルプス横断の旅 完結編
8月5日
2日目
この日は山最初の朝なのでのんびり目です。
4時半起きの5時半スタートの予定でした。
この日の予定は両俣小屋から三峰岳を越えて熊ノ平までです。
距離は短いですが、標高を2000mから一気に一度3000mまで上げて、そこから2600mまで下げる予定です。
同じく2日目で今度はアップダウンの体の慣らしの日です。
順調にテントを撤収します。
木々から落ちた雫が乾かずに若干フライシートが濡れてますが、そのま片付けます。
予定通り5時半に両俣小屋をスタートしました。
両俣小屋の入口には
「衣・食・住を背負って山に行こう」
の標語がありました。
この言葉、とても気に入りました♪
両俣小屋から野呂川越までCT1時間少しなのですが、荷物が重すぎて大幅にCTをオーバーしてしまいました。
ここの登りはあまりにも急なのと、前日の雨で土が滑って滑って・・・
まぁ、時間に余裕はあるのでのんびりペースで構いません。
山に体を慣らして行きましょう。
事実上、ここからが日本アルプス横断の旅、再スタートになりますね!
さて、仙塩尾根の続きを行きましょう。
まずは歩き出して直ぐに三角点があります。
三角点タッチ!
三等三角点
点名「横川岳」です。
仙塩尾根は、いくつかのピークを越えながら少しずつ標高を上げて行きます。
たまに展望も開けます。
仙丈ケ岳の方向ですが、山頂は雲の中ですね・・・
この尾根をずっと歩いてきたんですね。
三峰岳が近づくと、一気に標高を上げ始めて、岩場、鎖場が少し出てきます。
標高が上がり始めると、ザックがさらに肩に食い込み息が上がり始めます。
はやく荷物よ軽くなれ~!
あともう少しで三峰岳なのですが、2800m付近から雲の中に入ってしまいました。
ようやく三峰岳と間ノ岳の分岐に到着です。
ここまで稜線は多数の人が居ましたが、殆ど間ノ岳の方面に行ってしまいました。
付属峰としても三峰岳はあんまり人が立ち寄らないようですね。。。
と言う事で、11:40に三峰岳到着です。
両俣小屋から6時間もかかってしまいまいた。
言い訳はもちろん荷物が重いからです!
20分ほど休憩したら再び歩き始めます。
少しの間、岩陵帯を歩きます。
振り返ると、少しだけ間ノ岳に続く稜線が見えました。
眼下には三国平から農鳥小屋へと続くトラバースルートがみえます。
何気でギリギリの感じがする道ですね。
暗い時や悪天天候時に通るのは少しレベルが上がりそうです。
岩陵帯を過ぎると、歩きやすい稜線に出ます。
道標があるので、ガスの中でも迷わず歩きやすいところです。
三国平に来ました。
ここが農鳥小屋への分岐になります。
しっかりとした標識があるのと・・・
黄色いペンキの「ノウトリゴヤ」の文字。
向かいの稜線では良く見る文字ですね(^^;
熊ノ平の小屋まであと少しです、頑張りましょう。
しかし、目の前に小屋が見える樹林帯を降りている途中で、雨が降り出してしまいました。
ホントに小屋まで歩けば5分程度なので、ダッシュで行ってしまうか迷う所でした。
木の下で雨宿りをしながらどうするかと思案してましたが・・・
たまたま携帯電話の電波が入ったので雨雲レーダーを確認すると、30分は降り続ける感じです。
諦めてザックカバーをかけて、カッパの上だけ着こんで小屋へ向かいました。
小屋の直前、西側の崩落斜面のこの場所。
DOCOMOの電波が入ります。
小屋のテン場の前を通って~
13時40分、熊ノ平小屋に到着です。
テン場の受付をして天気の様子を聞きます。
最近はお昼には雲が出てきてこの時間には雨が降り始め、さらに雷も来るとの事です。
翌日も同じ可能性が高いよ~
との事でした。
そうか・・・少し困ったな・・・
テン場にテントを張りました。
熊ノ平のテン場は至る所に水が湧き出してまして、水に困りません。
しばらくすると雨も止んだので、ザックカバーもカッパも干して、豊富な水で体も拭いて、ゆっくり過ごせました。
ここのテン場、気持ちの良い所ですね!
夕方のんびりしてるとだんだん雲も晴れてきました。
三峰岳は少し見えますね。
目の前には農鳥岳!
2年前に歩きましたね~
さて、ここで翌日の予定をTTKします。
翌日はいよいよ仙塩尾根を塩見岳へ行きますが、テン場が一番近いのは三伏峠です。
でも、ふと思ったのは、こんなに南アルプスの深部に来ているのに、蝙蝠岳に寄らないのはもったいない。
北俣岳の分岐から往復4時間。
ですので、それを考慮して翌日は塩見小屋を予約しました。
しかし・・・
ただでさえ長い仙塩尾根を歩いた後に蝙蝠岳往復が出来る体力があるのか?
そして連日のこの天気。午後から雷雨が来たら逃げ場がありません。
蝙蝠岳には寄りたいけど、無茶は出来ないですね。
TTKしているうちにイビキをかいていたらしく、息子が
「お父さんうるさい、机はもっと静かにだよ。」
と。
ゴメンなさい。
明日はとっても良い天気になりますように!
2日目
この日は山最初の朝なのでのんびり目です。
4時半起きの5時半スタートの予定でした。
この日の予定は両俣小屋から三峰岳を越えて熊ノ平までです。
距離は短いですが、標高を2000mから一気に一度3000mまで上げて、そこから2600mまで下げる予定です。
同じく2日目で今度はアップダウンの体の慣らしの日です。
順調にテントを撤収します。
木々から落ちた雫が乾かずに若干フライシートが濡れてますが、そのま片付けます。
予定通り5時半に両俣小屋をスタートしました。
両俣小屋の入口には
「衣・食・住を背負って山に行こう」
の標語がありました。
この言葉、とても気に入りました♪
両俣小屋から野呂川越までCT1時間少しなのですが、荷物が重すぎて大幅にCTをオーバーしてしまいました。
ここの登りはあまりにも急なのと、前日の雨で土が滑って滑って・・・
まぁ、時間に余裕はあるのでのんびりペースで構いません。
山に体を慣らして行きましょう。
事実上、ここからが日本アルプス横断の旅、再スタートになりますね!
さて、仙塩尾根の続きを行きましょう。
まずは歩き出して直ぐに三角点があります。
三角点タッチ!
三等三角点
点名「横川岳」です。
仙塩尾根は、いくつかのピークを越えながら少しずつ標高を上げて行きます。
たまに展望も開けます。
仙丈ケ岳の方向ですが、山頂は雲の中ですね・・・
この尾根をずっと歩いてきたんですね。
三峰岳が近づくと、一気に標高を上げ始めて、岩場、鎖場が少し出てきます。
標高が上がり始めると、ザックがさらに肩に食い込み息が上がり始めます。
はやく荷物よ軽くなれ~!
あともう少しで三峰岳なのですが、2800m付近から雲の中に入ってしまいました。
ようやく三峰岳と間ノ岳の分岐に到着です。
ここまで稜線は多数の人が居ましたが、殆ど間ノ岳の方面に行ってしまいました。
付属峰としても三峰岳はあんまり人が立ち寄らないようですね。。。
と言う事で、11:40に三峰岳到着です。
両俣小屋から6時間もかかってしまいまいた。
言い訳はもちろん荷物が重いからです!
20分ほど休憩したら再び歩き始めます。
少しの間、岩陵帯を歩きます。
振り返ると、少しだけ間ノ岳に続く稜線が見えました。
眼下には三国平から農鳥小屋へと続くトラバースルートがみえます。
何気でギリギリの感じがする道ですね。
暗い時や悪天天候時に通るのは少しレベルが上がりそうです。
岩陵帯を過ぎると、歩きやすい稜線に出ます。
道標があるので、ガスの中でも迷わず歩きやすいところです。
三国平に来ました。
ここが農鳥小屋への分岐になります。
しっかりとした標識があるのと・・・
黄色いペンキの「ノウトリゴヤ」の文字。
向かいの稜線では良く見る文字ですね(^^;
熊ノ平の小屋まであと少しです、頑張りましょう。
しかし、目の前に小屋が見える樹林帯を降りている途中で、雨が降り出してしまいました。
ホントに小屋まで歩けば5分程度なので、ダッシュで行ってしまうか迷う所でした。
木の下で雨宿りをしながらどうするかと思案してましたが・・・
たまたま携帯電話の電波が入ったので雨雲レーダーを確認すると、30分は降り続ける感じです。
諦めてザックカバーをかけて、カッパの上だけ着こんで小屋へ向かいました。
小屋の直前、西側の崩落斜面のこの場所。
DOCOMOの電波が入ります。
小屋のテン場の前を通って~
13時40分、熊ノ平小屋に到着です。
テン場の受付をして天気の様子を聞きます。
最近はお昼には雲が出てきてこの時間には雨が降り始め、さらに雷も来るとの事です。
翌日も同じ可能性が高いよ~
との事でした。
そうか・・・少し困ったな・・・
テン場にテントを張りました。
熊ノ平のテン場は至る所に水が湧き出してまして、水に困りません。
しばらくすると雨も止んだので、ザックカバーもカッパも干して、豊富な水で体も拭いて、ゆっくり過ごせました。
ここのテン場、気持ちの良い所ですね!
夕方のんびりしてるとだんだん雲も晴れてきました。
三峰岳は少し見えますね。
目の前には農鳥岳!
2年前に歩きましたね~
さて、ここで翌日の予定をTTKします。
翌日はいよいよ仙塩尾根を塩見岳へ行きますが、テン場が一番近いのは三伏峠です。
でも、ふと思ったのは、こんなに南アルプスの深部に来ているのに、蝙蝠岳に寄らないのはもったいない。
北俣岳の分岐から往復4時間。
ですので、それを考慮して翌日は塩見小屋を予約しました。
しかし・・・
ただでさえ長い仙塩尾根を歩いた後に蝙蝠岳往復が出来る体力があるのか?
そして連日のこの天気。午後から雷雨が来たら逃げ場がありません。
蝙蝠岳には寄りたいけど、無茶は出来ないですね。
TTKしているうちにイビキをかいていたらしく、息子が
「お父さんうるさい、机はもっと静かにだよ。」
と。
ゴメンなさい。
明日はとっても良い天気になりますように!
スポンサーリンク
この記事へのコメント
赤石山脈が本名?のふところの深い南アルプス突入って感じですね。最初だし欲が出るのがわかります。
Posted by アサギブルー at 2016年08月19日 17:33
アサギブルーさん:
そうですね、北アルプス→飛騨山脈 中央アルプス→木曽山脈 南アルプス→赤石山脈 ですね(^^)
本来はそう呼ぶべきなのですが、いまや通名のように北アや南アで通ってますので、そちらを使ってます。
最初はまだ元気なので、欲出して行きました。
計画で寄る場合と寄らない場合の2パターン用意してたので、一応計画通りです。
そうですね、北アルプス→飛騨山脈 中央アルプス→木曽山脈 南アルプス→赤石山脈 ですね(^^)
本来はそう呼ぶべきなのですが、いまや通名のように北アや南アで通ってますので、そちらを使ってます。
最初はまだ元気なので、欲出して行きました。
計画で寄る場合と寄らない場合の2パターン用意してたので、一応計画通りです。
Posted by PENTAGON at 2016年08月19日 20:41