夜中、隣で子供達のテントがガヤガヤする音で目が覚めました。
どうやら寒くて寝られなかったらしいです。
あちらは、普段私と息子が使っているモンベルの寝袋。
リミット温度がどちらも氷点下まで耐えるものなので、大丈夫なはず。
実は、私と息子の寝袋はRzipとLzipなので、二つの寝袋を繋げられるのです。
今まで繋いだ事は無いのですけど。
今回は繋いだ寝袋に3人入って寝てたのですが・・・
繋げるとあまりに巨大で、隙間が多く寒かったらしいです。
で、別々にして一つに息子、もう一つにカミさんと娘が入り込んだら、ホクホクで寝れたらしいです。
そして、私はその物音をトリガーに目が覚めてしまい・・・
それからは寒さとの戦いでした。
娘とカミさんに寒い思いをさせる訳にはいかないので、私の寝袋を貸したと言う事は・・・
私の寝袋は、ホームセンターで売ってるやっすいやつ。
もう、寒いのは分かりきってます。
ですので、その上からSOLのエスケープビビィを被って、モコモコのジャンバーを着て寝てました。
夜中にグングン気温が下がりまして、カヤライズは通気性の良さを100%発揮し、テント内の温度もグングン降下していました。
これは寒い、寒すぎる。
それから、さらに服を着込み、足にも別の服を巻いたり・・・
最終的には持ってきたツェルトも出してもうミノムシのようにグルグル巻き。
これでようやく寒さがしのげるようになり、眠る事が出来たと思います。
もーにん♪
朝だぜー。
オレンジのフライシートの裏には、ビッシリと氷が張りついていました。
叩くとパラパラと落ちてきます。
隣のテントも起きた様なので、そちらにそそくさと移動して中に篭ります。
暖かい・・・
狭いテントに4人も入ってたら、暖かいですよね~。
もうそのままそこでお湯を沸かしてコーヒー飲んで、朝ごはんまで済ませました。
テントの周りは霜柱がニョキニョキ。
もちろん子供達は駆け回ってザクザク踏んでいます。
昨夜は何度まで下がったのでしょうか・・・?
-5℃より下がったと思います。
今日は特に予定も無く下山するだけです。
ですので、のんびり過ごしました。
やがて・・・
日が登りました。
あぁ、太陽って暖かい!
綺麗だったので、娘も飛び出して写真撮ってます。
私のiPadで。
Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
そうそう、忘れてました。
前日に撮ったテン場の全天球。
こんな感じでした。
しかし今日もホントに良い天気。
日が当った瞬間にグングン気温は上がり始めて、もう上着も脱げるぐらいになりました。
太陽ってホントに凄い。
昨日ココに到着したぐらいの時間になりましたので、ボチボチとテントを撤収いたします。
荷物が多いので大変です。
さて、撤収完了です。
記念写真撮って帰りましょう~。
ご機嫌の娘、トップでグングン行きます。
腕まくりして、既に暑そうです。
しかしここの登り返しは結構堪えますね。
帰りなのに登りと言うのが、精神的に来てるのでしょうか・・・
でも、コレに慣れておかないと。
数ヵ月後に予定しているビッグイベントの為に。
そうそう、今回寒いところでキャンプするのも、そのイベントの為の予行演習も兼ねていました。
まだ、何をするかは秘密です♪
ありがとう、雷鳥平キャンプ場。
とても良いキャンプ場でした。
大日岳方面。
またいつの日か。
次の機会、行ける時に行きましょう。
息子、まだまだ元気なのか、突然スピードアップ。
娘と一緒に行ってしまいました。
なかなか険しいですね。
プチ万里の頂上みたいです。
行った事は無いですが(^^;
仲良しさん。
今日はこのまま少しだけ室堂を回りましょう。
立山は何度か来てますが、実は周遊するのは初めてです。
いつか家族で来たときの為にと、色々とスルーしまくってたので。
今日がその時です。
テクテクと、ミドリガ池の前を通り・・・
室堂平を眺め・・・
日本最古の山小屋。
中が見学できるんですね、初めて入りました。
補修されても極力古い材料を使うために梁なんかは継ぎ足してありました。
凄いですね~。
そして、玉殿岩屋へ行ってみる事に。
流石にカミさんと娘は行きませんが。
でも来なくてよかったです。
短いとは言え、意外と岩場の急峻な道を行きます。
玉殿岩屋です。
立山を開山した佐伯氏が熊に追われて・・・
なんて話よりも、、ここで行者が吹雪きに遭い。。。
と言うエピソードの方が感慨深いです。
うんうん、見に来れて良かったです。
さぁ、室堂ターミナルへ。
時間も良い頃合になり、人でごった返しえます。
普通の格好の人が沢山!
素晴らしいですね、ちょっと文明の利器を使うだけで、かつては人を寄せ付けなかった場所に、コレだけの人が見に来る事ができるなんて。
そう、世界は狭くなりつつあります。
皆様、ちょっとだけ文明の利器を使い、ちょっとだけ足を運べば、こんなに絶景が手に入る時代なのです。
この感動は写真では伝わりません、足を運んで手に入るものです。
山に限らず、出歩きましょう。
さて、本当はここからさらに天狗平までお散歩してからバスに乗って帰るはずでしたが・・・
天狗平でまたバスの予約をして、それから待機と言われてしまいました。
1時間歩いた後に、何時間待つか分からない状況です。
で、目の前には美女平に下りる臨時便バス。
と言う事で、サクッと乗り込んでしまいました。
バスの中より。
ありがとう、劒岳。
またいつの日か。
帰りのケーブルカーは後ろ側のかぶりつき。
好きだね、貴方たち。
と言う事で、立山駅に無事下山しました!
お疲れ様~。
まだお昼だったので、帰りには富山市内の岩本屋にて食します。
美味しいですね♪
さて、今回は家族を連れてのキャンプでした。
先にも述べましたように、後に計画しているビッグイベントの為の予行演習も兼ねています。
寒いところのテント泊に対して、もう少し対策しなければならない事も見えてきました。
要、改善ですね。
とりあえずは、カミさんも娘も楽しんでくれたようでう何よりです。
娘が「お父さん、次はいつ山でキャンプするの?」
と言ってますので、また暖かい時期が来たら、どこかに連れて行ってあげたいと思います。
まぁ、まだまだ歩く距離は見込めないですが・・・
さて、年内に歩ける百高山も限られています。
次はどこの山を歩こうかな?