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2016年08月23日

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編

8月9日 

6日目

予定通り行けば、今日が旅の中日になります。
山行程だけで考えれば、終盤に入ります。
この日の予定は百間洞を越えて向こうまで。
百間洞の次は聖平になりますが、その間は3年前に息子が12時間かけて歩いたところです。
流石に荒川小屋から聖平まで一日では行けません。

と言う事で、今日の目的地は兔岳の避難小屋にしようかと。
マニアックな場所ですが、なかなか泊まるチャンスも無いでしょうし。
折角だから行ってみる事にしました。

それでは行きましょう。


流石に体が山になってきたので、3時半には自然に目が覚めます。
それから出発の準備を整え、息子も4時には起床です。
ぱっぱとテントを撤収しますが、流石に息子も慣れた手つきで片付けていきます。
役割分担がしっかりしてきました。

4:20
明るみ始めたところで荒川小屋をスタートします。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
小一時間ほどで大聖寺平に到着します。
ここから小渋川方面への分岐があります。
そちらは渡渉を繰り返す道のようですね、私達にはまだレベルが高いです。
大聖寺平からは登りがきつくなり、騙し平へと上げて行きます。

1時間ほど歩くいて高度をあげると・・・

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
百間平の向こうに峰々が見えてきました。
今日の目的地になります。
大沢岳、中盛丸山、兔岳。
無駄に大きい三山です。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
6:10
騙し平に上がりました。
通称名は「小赤石の肩」でしょうか。
ここで小休止をしながら赤石岳を眺めます。
この場所で先に休憩されていた単独行のお姉さん。
ザックが明らかに山岳部系の超大型ザックです。
話を聞くとかなりの健脚で、そのザックで三伏峠から一日で荒川小屋まで歩いて来たとか。。。
今日は百間洞までですが、次の日は聖平も越えて茶臼小屋まで行かれると。
流石に南アルプスですね、コアな方が多いです。

二日後に茶臼小屋で会いましょうと言いながらも、
この先抜きつ抜かれるしながら歩く事になりました。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
6:40
小赤石岳です。
3081mと立派な3000mの山なのに、赤石岳の付属峰として換算されて、おまけのような扱いになってますが・・・
立派な3000m峰だと思います。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
あれが赤石岳の山頂ですね。
ココまで来ればもう大した事は無いです。
最後の登りが少しあるだけ。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
小赤石岳からは少し下ってきます。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
そしてこちらが分岐になります。
3年前はココで息子に下るか先に行くか選択肢を与えましたが、今回は与えるまでもありません。
息子、前しか見ていないです。
えらいね。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
ここにある看板。
コレ一つで急にコーヒーが飲みたくなってしまいました。
携帯電話の通話状況はこんな感じです。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
歩く影♪

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
7:10
と言う事で3120m、赤石岳山頂です。
折角なのでザックを背負ったまま撮影です。
荒川岳方面をバックに、先ほどのお姉さんに撮って頂きました。
ありがとうございました。

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そして三角点!
一等三角点
点名「赤石岳」
この三角点、日本で一番標高の高い一等三角点なんです。
ここより高い三角点は富士山の剣ヶ峰と白山岳にある二等三角点と、北岳と間ノ岳にある三等三角点の4つだけですね。
そして、多分2番目に標高の高い一等三角点は前穂高岳の山頂にある三角点だと思います。

って、すっかり三角点に詳しくなってきちゃいました(汗


【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
荒川三山の向こうに、塩見岳や仙丈まで、歩いた道がずっと見えます。
ココまで歩いた距離は何キロでしょう?60kmぐらい歩いたかな?
山行程は終盤ですけど、まだまだ先は長いですね。
もちろん反対側を見ても太平洋は見えません。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
さて、それでは少し避難小屋へ寄ります。
前に写っていらっしゃる方は、荒川中岳で写真を撮ってくれた単独行のお姉さん。
この方、とにかく足が速いのです。
とても追いつけない速さで歩きます。
凄いですね~。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
小屋ではもちろんホットコーヒーを頼みます。
息子に何か暖かい飲み物を思ったのですが、子供が飲めそうなモノがありませんでした。
すると奥さんが買ったミルクを温めてくれました。
さらにキウィフルーツもおまけに。
3年前に来た時も休憩だけなのにパインを頂いた記憶があります。
とても優しい奥様です。

テント泊縦走をしていると、小屋には頼らずに歩く方が多いですが、私は極力寄るようにしています。
周辺や登山道の状況を聞く事は当然ですが、さらに少しは何かを買うようにしています。
避難小屋は、やはり緊急時は避難小屋だと思うんです。
何かあった時は小屋番さんは駆け回り、登山者を助けます。
ですので、小屋の存続の為にも、必ず少しずつお金を落とすようにしています。
と言っても、スズメの涙程度ではありますが・・・

コーヒーを飲んでいると小屋番さんが出てきまして少しお話しました。
小「どこから来たんだ~?」
と息子に問いかけると、お決まりの返事。
息「北沢峠から!」
小「すげーなー!どこまで行くんだ?」
息「太平洋まで!」
小「おー!あのレースとおんなじか!頑張れよ~!」

とここ数日慣れてきたやり取りでした。
親父さん、窓の外を眺めながら・・・

「おう、僕、コレをあげよう、持って行け。」

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
と、なんだか不思議な缶バッチを貰いました。
とうとう南アルプスも萌えっとしてきましたか・・・

赤石君、小屋番さんの若かりし日なのか・・・
いや、このシャレ乙感は中岳避難小屋の親父さんに似てるかな?
とか色々考えましたが、やっぱり聖岳は女の子なんだな~。。。
というのが最終的な感想です。

息子、頂いた物を大事に自分のザックに仕舞いました。
小遣いを使わないのにお土産が増えていく息子です。
ありがたい話です。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
休憩も終わり外にでます。
体も心も癒されて、ほわっとしますね。
「山登れ!酒のめ!人生避難小屋、飲もうじゃないか」
この手ぬぐい、私は自分のお土産の為に買いました。
3年前来た時は「山が好き!酒が好き!」でしたね。
あの時はぐっと我慢しましたが、今回は我慢しませんでした。
このシンプルな感じがとても好きです♪

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
最後に小屋の前のテラスから記念撮影。
3年前もココで撮りました。
息子、大きくなりました。
私、薄くなってシワが増えました・・・Orz

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
ここのテラス、これまた景色が凄いんです。
いつかココにも泊まりたいですね。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
8:00
それでは百間洞を目指して行きましょう!

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
最初はザレた大斜面を降ります。
ここは滑る上に落石を起こさないようにトコトン注意します。
下からは百間洞から登ってくる登山者がいますので、細心の注意を払います。
百間洞から来ると核心部になりますからね、登ってくる方の邪魔にならないように下ります。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
下りきると一旦休憩できるポイントに来ます。
一息つけますが、逆から来る方には登る前に息を整える場所でもあるようです。
しばらく数人の方とお話しました。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
そして石の大斜面をトラバースします。
ここは落石があればかなり大きめの石が来るので少し怖いです。
息子も足早に進んで行きます。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
ふりかえるとこんな感じですね。
見た目は一本筋のカッコイイ道です。

ここのコルで再び休憩しました。
細かい休憩を入れると足が回復するので楽ですね。
私もようやく体が山になってきたのか、荷物の重さを感じずにるけるようになってきました。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
百間平への道を行きます。
右側の崩落地の横を抜けるときは注意が必要ですね。
それ以外はとても素敵な道です。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
振り返るとドーンと赤石岳。
かっこいい~。
息子もたまにふりかえってはジーっと眺めていたりします。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
百間平はとても綺麗な所です。
ここでテントを張れれば、素敵な夜が過ごせるでしょうね。
でも幕営禁止です。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
さて、それから百間洞へと下降していきます。
ここで一気に高度を下げるわけですが・・・
2450m付近まで下げるので、700m近い下げですね。
また登るのにな~。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
テン場まで降りてきました。
3年前にテントを張った、一番下のテン場。
懐かしい♪

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
目の前の川で水浴びして御飯食べたな~。。。
でも今日はココでは泊まりません。
ここから明日一日で茶臼まで行ける自信は無いので。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
10:20
百間洞山の家到着です。
息子曰く
「”百間洞山”って山があるの?”百間洞山”の家?」

・・・切る所が違うがな(笑

まだ時間も10時台なので、ここで大休止にします。
【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
私、ぜんざい。息子、アロエヨーグルト。
名物カツ丼が充分食べれる時間でしたが、食材を減らしたいのでぐっと我慢しました。
それはまた違う旅の時に・・

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
この周辺の小屋情報です。
兔岳避難小屋は幕営可能です。
万が一いっぱいでも、外でテント張れますね。
そして水場です。
小兔岳の水場は情報が曖昧でした。
荒川小屋では出ていないと聞き、ここまですれ違った方には出ているらしい、とか。
とにかくハッキリと出ていたと確認した人の話を聞いていないので、無いものとして考えて動く事にしました。
百間洞から汲んで上がります。
まずは息子も私もハイドレーションをポンポンにします。
私3リッター、息子1.7リッターです。
そして水タンクに3リッター汲み、私が持ちます。
さらに、500mの空ペットボトルに水を汲み、私と息子と一本ずつ持ちました。
次の水場は聖平ですから。これで一晩は持つでしょう。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
水を汲んで休憩が終わったら、11:00に百間洞をスタートしました。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
再び高度をあげますが、水だけで5kgは重くなったでしょうか・・・
ザックが肩に食い込みます、重い・・・

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
12:10
ゼーゼー言いながらも、CT通りにトラバースルートからコルへ上がりました。
さて・・・
あそこにそびえる山。
大沢岳ですね。
3年前は息子の体力を考えてスルーしました。
でも今は違います。
私も息子も強くなった。
行きましょう。

ザックをデポります。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
少し上がると分岐です。
今は無き登山道への分岐点です。
今でもマニアックな方が登られているようですが、ほぼ廃道と聞いています。
それ故、大沢岳はかなり訪れにくい深部の山になってしまったのです。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
12:30
と言う事で2819m大沢岳、頂きました!
来たかった理由は百高山の一座だからです。
百高山、41座目!

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
そして三角点タッチ♪
三等三角点
点名「大沢岳」

いやー、この山頂来たかったです。
三年前に逃した事がずっと心残りで・・・
思い続けてきました。
感無量です!

時間も惜しいので、直ぐにザックまで戻ります。

戻ったらコルから今度は中盛丸山へ。
ここがまた厳しい・・・

とこの時空に轟音が轟いてヘリが近づいて来ました。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
百間平のあたりでホバリングしています。
最初、TJARの撮影かと思ったのですが、まだ選手はそこまで来ていないはずです。
よくよく見ると自衛隊のヘリですね。
何かあったのでしょうか?
2時間近く周辺を飛んでいました。

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中盛丸山・・・
結構きついのですよ。
でもここも百高山です。
少し休憩して体を休めます。
目的の兔岳まであと2時間ほどですね。

山頂では聖平から来た方が休んでいました。
話を聞くと、小兔岳の水場は出ていたとか。
そっかー。そこで汲んでも良かったですね。
でも、もうここまで持ってきた以上は持ち上げます。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
ヘリ、ずっと飛んでいます。。。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
さて、目指す兔岳と手前の小兔岳。
名前は可愛いんですよ、名前は。
中盛丸山から見ると優しい印象の山なんですが・・・

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コルまで下ると殺人兔に豹変します。
見た目ガラっと変わって急に険しく見えますね。
えらい上げるなー!

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
ゼーゼー息を切らしながら小兔岳をまずやっつけます。
いや、厳しい・・・

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
振り返ると中盛丸山。
あれも聖側からみると険しいんですよね。
聖平から来た人はきっとここで心がくじけると思います。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
少しアップダウンを繰り返し、兔岳が目の前に来ましたが・・・
なんとなくガスって来ました。
雨雲レーダーを見る限り、雨は降らなさそうなのですが、雷は怖いですね。
でも雷注意報も出ていないので大丈夫だと思いますが・・・

と、兔岳の斜面を登る前にすれ違った方がいました。
14:30と、大分時間的にも遅いので心配なので声をかけましたが・・・

聖平からきたものの、なんと水を切らしてしまったとか。
ホントは兔岳の避難小屋で泊まろうかと思ったけど、水が無いので辞めたとか。
何か事情があって切らしたのかは分からなかったのですが。。。

ただ、先ほど小兔の水場が出ていた事を聞いたので、それを伝えたら激しく喜んでいました。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
しばらくして兔岳の斜面を登っている途中に水場の方を見ると、コルにザックをデポして水を汲んでいる人を確認しました。
良かった、水にありつけましたね。

って、この時息子が一言。
「僕の500mlを一本あげれば良かったね。」




なんで気付かなかったんだろ?
気の毒な事をしてしまいました。
500mlもあれば百間洞まで行けたでしょうに。。。

まぁ、まだ致命的な所まで行っている感じでは無かったですし、水も確保できたようですし。
良かった良かった、一件落着(^^;

ラスト、兔岳の斜面はノンストップで上げます。
ここの登りで休憩したら負けのような気がするので、絶対に足を止めません。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
15:00
兔岳をやっつけました。
いやー、ホントにここの登りは厳しい!

ガスが濃くなってきたので、休憩もする事無く次の行動へ移ります。


【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
兔岳の山頂から東方面にハイマツ帯をかき分けて進みます。
うっすらと踏み痕がありますね。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
ハイマツを漕ぐ事10分弱。
誰が置いたかもう一つの兔岳山頂標。
兔岳の三角点です。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
三角点タッチ♪
三等三角点
点名「兔岳」です。
三角点ハンターの息子は逃しません。

さて、戻りましょう。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
雲もだんだん降りてきたので少し足早に戻ります。
山頂でザックを回収し、聖岳側へ。
もう4時近い時間になると、流石に他の登山者の姿は全く見ません。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
あれです、あれ。
あのボロいの。
息子「どこどこ?」
と、気付きません(笑

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
こちらの分岐から入ります。
まずここにテントが張れそうですね。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
おぉ・・・
キテますね・・・
今にも崩れそうです。
扉が二つありますが、どっちでしょう。
最初に真正面の扉を開けましたが、そっと閉めました。

そして左側の扉を開けたら・・・

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
あら綺麗。
見た目と中のギャップが違いすぎます。
とても快適そうじゃないですか。
唯一気になるのは、入口の扉が完全に締まらない事ぐらいですね。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
小屋の使用上の注意です。
もちろんです。
我慢いたします。

【北沢峠から太平洋】 6日目 日本アルプス横断の旅 完結編
しばらく時間が経ってもだーれも来る気配がありません。
この日は私達親子で貸切でした。
小屋の中で火を使うのは何かあると怖いので、外で一度お湯を沸かしてから中へ持ち込みます。
この日は久しぶりに広々した空間でゆっくりする事が出来ました。
息子のイビキから遠ざかれる♪
でも、息子曰く、「お父さんのイビキが離れて嬉しい♪」
だそうです。
お互い様ですな。

小屋には窓が無いのですぐに薄暗くなり、歯磨きをしてから19時前には就寝しました。
今日兔岳避難小屋まで来れたので、明日は確実に茶臼小屋まで行けますね。
気持ちが段々楽になってきました。
縦走行程もあと一日。
頑張って行きましょう。

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この記事へのコメント
順調なTTKで避難小屋では気持ちを楽に過ごせた事でしょう。
それにしても南アは歩き甲斐がありそうで楽しそうです!
写真からも山塊の大きな雰囲気を味わえ楽しんでます。

先が見えてきたのはホットしたでしょうが、さみしい部分もあったんじゃないですか?
Posted by アサギブルー at 2016年08月23日 22:55
アサギブルーさん:
今回は行程が長かったのと準備期間が長かったので、あらゆるシミュレーションをしてました。
遅れる事も想定の内でしたので、オールOKでした(^^)
ただ、台風は考えてなったのですこし焦りましたけど・・・

旅の終盤になると、山を降りちゃうんだ~
とやっぱり寂しかったですね(^^;
Posted by PENTAGON PENTAGON at 2016年08月24日 20:15
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