大地を歩こう › 山道具

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2015年08月06日

新穂高から日本海へ 準備

いよいよ8月8日より夏の大冒険を始めます。
日本アルプス横断の旅、北ルートを一気に行きます。
新穂高から日本海へ。
双六からになりますが、TJARの逆を辿ります。

8月8日新穂高 - 双六小屋 幕営
  9日双六小屋 - 三俣蓮華 - 黒部五郎小屋 幕営
 10日黒部五郎小屋 - 黒部五郎岳 - 北ノ俣岳 - 薬師峠 幕営
 11日薬師峠 - 薬師岳 - スゴ乗越小屋 - 幕営
 12日スゴ乗越小屋 -越中沢岳 - 五色ヶ原 幕営
 13日五色ヶ原浄土山一ノ越山荘 小屋泊
 14日一ノ越山荘 - 立山 - 別山 - 剣沢 幕営
 15日剣沢 - 剱岳 - 馬場島 幕営
 16日馬場島 - 早月川 - ミラージュランド 日本海
予定歩行距離95km(内登山道67km)

一ノ越あたりで元気があれば、一気に剣沢まで行きたいところなので、
計画は変更があるかもです。
それに途中で天候・状況により停滞・エスケープも考慮しています。
出発前日は出張でバタバタしてるので、着々と準備を進めていますが・・・
荷物が過去最高に重そうです。


食料は量が多いので、
今回はなるべく軽めのインスタント系に絞りましたが・・・
それでも二人分46食(予備含む)の8キロほどになりました。
あと他にテン泊装備、剱越えの為のヘルメット等の岩場装備、etc・・・
今回私の荷物は30kgを越えそうです。

息子も剱岳を越える為に、、
半年間高山のハイマウントさんにボルダリングを覚える為に通いました。
後は1日の行動時間を長くしない計画なので天候次第で行けるのでは無いかと考えています。
でもダメな時は無理をしないで降りてきます。

さぁ、やれるのか?やれないのか?
できればやりきりたいです。

途中、携帯の電波があれば
こちらのFBページに状況を上げて行こうかと考えてます。
もし興味のある方いらっしゃれば、宜しければ見て下さい。

日本アルプス横断の旅  

Posted by PENTAGON at 11:40Comments(2)山道具

2014年11月07日

雪崩ビーコン



先日BC穂高さんの講習に行った時に、アバランチビーコンを買いました。

昨年、山スキーに行くようになったときに、
PIEPSのフリーライドは購入していたのですが、
このフリーライドは入門用と言うか、
安いんですけど機能はそんなに高く無いんです。
持っているだけなら今までのフリーライドだけで良いのですが、
息子とスノーシューで近所の裏山も歩きます。
基本的に息子と歩く時は雪崩れない尾根筋を歩くように心がけているのですが、
やはり万が一の時を考えると、二人でビーコンを持っているほうが安全かと思い、
購入に踏切りました。

今までのフリーライドは1本アンテナタイプで、探索時には少々修練が必要です。
まぁ、探してもらう用のビーコン。。。でしょうか?

今回はPIEPS DSP SPORTを購入。
3本アンテナでより探索しやすいです。

結果的に、ビーコンが二つになったので探索の練習も出来るようになりました。
私も探索の練習は初めてです。
息子にも持たせるので、二人で機械の使い方を練習しました。




先ずは、公園にてフリーライドを送信モードにして隠します。

息子がDSPスポーツの電源を入れ、探索モードにして公園内をウロウロします。
ビーコンの反応が出たら、あとは矢印に沿っていけば簡単に見つかるようです。
DSPスポーツだと、50m四方の公園内だと3分以内に探索してくれるようになりました。
もちろん私も息子に頼んで隠してもらって、使い方の練習しました。
流石に3本アンテナは方向が出るので分かりやすいですね。

続いて今度はDSPスポーツを隠して、フリーライドでの探索練習です。



流石に1本アンテナのフリーライドでの探索は少し難しく、
息子は最初10分ほどかけて探索していました。
送信しているビーコンの電波の発し方は磁石の磁場と同じで、
本体から輪っか状に発しているようです。
ですので、本体方向と逆方向の直線状にも矢印を発する事があるので、
距離を見て電波方向を確認してと、
これは練習しないとうまく探索出来ません。



苦労して探してます(笑

しかし、私も息子も練習を重ねて、
お互いに5分以内には探索出来る様になって来ました。
あとは実際に冬が来たら、自宅前の雪の中にビーコンを埋めて、
位置を探してゾンデ使って探る練習もしてみたいと思います。
息子は宝探しゲームみたいで、かなり楽しいようです。

正直、こんなビーコンを持っていると
「そんなに危ない所に行くの?」
と思われるかもしれませんが、これは安全装備や保険の一つと認識しています。
例えば車で言うと、エアバックであり、最近流行の勝手に止まるブレーキと同じかと思います。
機能は装備していても、作動した事が無い人が多いと思います。
それが正解ですし、普段からそう言う運転を心がけているはずです。
まぁ、正直それらの機械をバンバン作動させるような人の運転には絶対乗りたくないですが・・・

しかし、アバランチビーコンも同じで、捜索にかかわる職務では無い人が
「ビーコンを使って探索した事がある」
と言うのはそれは危険な事だと思うんです。
つまり、その人も雪崩れの危険地帯に居たわけで、
現場の近くを通りそこを通過する予定だったのかも知れないという事。
ルート選択に問題があります。
「ビーコンなんかは長い事持っていても使った事が無い」
と言うのが正解なんだと思います。
そんな人と一緒に山を歩きたいですし、自分もそうなりたいです。

ですので、安全装備の一つとして自分も装備する事にします。
一番いいのは、持っていても使う状況に近づかない事。
しかし、道具を持っていても使えなければ意味が無いので、練習するのです。

この練習、自分も結構楽しいです♪


結果、フリーライドとDSPスポーツではDSPスポーツの方が
圧倒的に探索が楽だし速いと言うことがわかりました。
アンテナが3倍あるだけに、値段も3倍しますが(汗
ただ、唯一フリーライドが優れている点があります。
それはフリーライドは探索中一定時間(任意設定可)が経過すると、
自動で送信モードに切り替わります。
つまり、雪崩の捜索中に二次雪崩が発生した際に埋もれてしまっても、
フリーライドは自動的に送信モードに切り替わるので、探索してもらえると言うことです。
DSPスポーツだと、別売りのバックアップを買わないとそれが出来ません。
是非この機能はDSPの方にも内蔵して欲しいですね。

高い買い物なので・・・

おかげ様で懐寂しくなりましたよ・・・



  

Posted by PENTAGON at 07:30Comments(0)山道具

2014年11月04日

登山教室

先日、Back-Country穂高さんの登山教室を受講してきました。
全6回のウチの1回目です。

私の山は、今まで基本的には独学で登っていたので、ちゃんと一から学びたいなと思っていました。
ただ、登山と言うのはとても難しいです。
人によって考え方や教え方が違ったり、例えばAさんが良いと言った方法がBさんには否定されたりと。

まぁ、当然だと思います。

一つの山を登るのに複数の登山道があり、アプローチの仕方や道の好みがあるので、登り方や考え方は千差万別です。
しかし一つだけ言えるのは、皆同じ山頂を目指しているのだという事です。
AさんもBさんも言っている事に間違いは無いのです。
最終的に、安全に山頂を目指すという事は変わらないので、たどり着くところは同じなのです。
結局は、どのスタイルを選ぶかは好みの問題なのかと思います。

じゃぁ、世の中にある多くの登山教室やセミナーはどうやって選べば良いのか?
どれが自分に合っているのか?

結局は受けてみないとわからないと言うのが実情です。
でも、どのセミナーを受講するかで、失敗しない選び方はあると思います。

私の場合は、「道具の使い方を知っている人」を選べば間違いが無いと思っています。
どんなにいい道具を持っていても、使い方が分からなかったり、間違っていたら意味がありません。
そして単純に「使い方」と言っても、説明書通りの使い方ではなく、それの上を行く使い方を知っている人。
そう言う人を探せば良いのです。

どう言う人が「道具の使い方を知っている」のか?
探すのはそんなに難しくありません。
そう言う人は、道具に対して非常に深いこだわりを持ってます。
そして、気に入った道具だけに限らず、気に入ってない道具の事も良く知ってます。
量販店の店員さんはとにかく道具を売らないといけないので、全てのメーカーの良い所を良く知ってます。
そして、どれも良い物のように話をします。
でも、こだわりのある店は気に入った物、良いと思える物しか売りません。
全ての道具の中から悪いところを見て、良いものを選んでいるので間違いないんです。
「売れなきゃ売れないで良い、わかる人だけ買ってくれ」
そんなスタイルです。

Back-Country穂高の店長、太田さんはそんな人だと思います。




前6回の講義のうち、まだ1回目しか受けてませんが、
最初の装備の話だけで、知らない事だらけのお話でした。
楽しくてしかたありません。
最終的には岩場登りや懸垂下降まで教えて頂けるそうなので、今後の講義がとても楽しみです。
なかなか自由な時間が取れなくて、次回いつ受けれるかは分からないですが・・・
まぁ、のんびり受けに行きます♪





※写真は太田店長より拝借しました

  

Posted by PENTAGON at 16:00Comments(0)イベント山道具

2014年06月09日

登山靴を買いに

5月の末ですが、登山靴を買いに穂高まで行って来ました。

今まで履いていた登山靴は、13年も前に高山のKONGさんで買ったシリオの靴でした。
丁寧に見立てて頂き、じっくり選んで頂いて買った靴がこれでした。




とても足になじみ、長時間履いていても全く疲れることなく、足が痛くなることも無いとても良い靴です。
それまで靴にこだわりの持ってなかった私は、後にとある事に気づきます。

「こんなに足にフィットする靴はそうは無い」

と言う事です。
ランニング用の靴を買ったり、普段履く靴を買っても、どこか足が痛かったり、疲れてしまったりと、何かしら不具合があるのです。
今まで気にもしなかった違和感を、この靴を履いてから感じるようになりました。

 このシリオの靴はとてもお気に入りで、色々な山を歩きました。
ゴアテックスの靴でしたので、バイクツーリングのブーツとしても使い、北海道ツーリングではそのまま利尻山を登ったり、武佐岳を登ったりと凄く気に入った靴なのでしたが・・・

 ココ最近の息子との登山で過酷に使いすぎたのか、いや、経年劣化ではあるのですが、ソールがはがれ始めたりしてきたのです。
なんとか自分で修理して修理して使っていたのですが、やはり2泊を越える縦走中にソールが剥がれたら致命的になります。
実際に南アルプスの縦走時は4泊5日の3日目で剥がれてしまいましたが、それを予期して接着剤を持っていっていたので事無きを得ました。
なんとか使っている状況では、登山中に気が気では無くなってしまうので、やはりここは靴を買い換える事にしました。

 しかし、幅の広い私の足に合う靴は中々無いだろうと思っていたので、靴はこだわりのある人に見立てて頂くのが一番良いだろうと思い、前々から気になっていました、「バックカントリー穂高」さんにお世話になる事しました。

靴のフィッティングは完全予約制で、かなり長時間をかけて靴を見立てて頂けます。

 実は3月末に一度お店に伺っていたのですが、その時私の幅広の足に合う靴が無く、どうしても少しの間履くと足に痺れが出てきてしまっていたのです。

しかし、店長の太田さん曰く
「5月半ば頃に幅の広いモデルが輸入されますので、もう一度来て頂けませんか?」
との事で、入荷されるのを待っていました。




 この空間はお店の中でも通常のお客さんは入れないスペースになっているようです。
登山教室の受講生の方、靴のフィッティング、ザックのフィッティング等、予約した人対象の空間のようです。

 真ん中の長イスに座り、足のサイズを測ると棚から何足かの靴を店長が持ってきます。
しっかりとした履き方をした後に具合が良さそうだと、その靴を履いたまま店内を10分ほどウロウロします。
履いた瞬間の感覚だけでは無く、暫く足を通した状態で足の痛いところが無いかどうかを確認しているようです。
 10分後、靴を脱ぐと少々足の左右がスッとする感じがありました。
正直に店長に訴えると、また違う靴を持ってきて頂き、足を通したら再び10分ほどウロウロ。
これを繰り返すので、靴のフィッテイングだけでかなりの時間がかかります。
棚にはギッシリとLOWAの靴が並んでいます。




 最終的に、靴の純正ソールの形状で足の左右が痛くなる事が判明し、別のソールを入れてみたところ・・・

すっかり解決しました。
ぴとっと足に吸い付く感じ、この感じです。

 後は、ゴアテックスのモデルにするかカーフモデルにするかを迷ったのですが、やはり日本の気候にはゴアテックスと言う事で、そちらを選びました。

LOWA TIBET GTX WXL

この靴が、また相棒として山を歩く事になります。

 さて、購入する靴も決まったのですが、本題はココからです。
革製の登山靴は使用にあたって手入れをしなければならないので、「お手入れセット」も同時購入です。
 セットを購入した人は、そのまま「お手入れ講習」を受けることが出来ます。
もちろん、長く大事に使いたいので受講します。

 ヌバックレザーは手入れをする事により、防水性、耐久性が飛躍的に向上するとのことで、牛革に関する事を店長に丁寧に説明されながら講習を受けます。




店長自らの指導の下、しっかりとWAXをかけて行きます。




このように、1回目の手入れをする前とした後の違い。
もはや別の靴のようです。

片方の靴を店長が磨き上げながら、もう片方の靴を見よう見真似で指導を受けながら磨き上げて行きました。




なんとか磨きも終わり、こんな感じです。
棚に並んでいるのが新品の靴ですが、私が持っている靴が1度目の手入れが終わった状態です。

さて、お店での指導はココまでになります。
後はコレを2~3日乾燥させて、2度目の手入れ。さらに2~3日経ってから、3度目で仕上げの手入れをします。
約1週間かけてWAXを3回塗りする事により、ヌバックレザーが持つ革の能力を最大限引き出す作業を行います。


さて、3日後・・・


ざっと2回目の手入れが終わったのですが、なかなか店長が磨き上げるように綺麗には行きませんね。
ピカピカ感が足りないような気がします。



ついでに、冬用のスカルパも手入れの道具を購入したので、そちらもWAX加工します。
今までホームセンターで売ってるような市販のWAXしか使ってなかったのですが、今回しっかりしたものを塗りこんだので、質感が変わってきました。
スウェード革なので見た目が変わらないのがあれですが・・・
触った感触はかなり変わりました。
写真には手入れの道具も全て載せてみました。
こんなに色々使うようです。


さて、さらに3日後・・・


3回目の仕上げが終わりました。
WAXコーティングとしてはココまでになります。
うーん、やはり店長がされているほど艶が出てきません。。。


ただ、全体的には綺麗に仕上がっています。

そこで、さらに3日ほど乾燥させてからセットに入っている布で磨いてみる事にしました。
すると・・・



こんな感じで光沢が出てきました。
良い感じですね。



 最後に靴紐を通しておしまいです。
さて、これでまた山を歩けますね!
とりあえずは近場の裏山を歩いて慣らさないといけないですね。

 しかし、こちらの靴を購入するにあたり、フィッティングからお手入れ講習まで含めて3時間。
たった一足の靴を3時間かけて売る店長の姿には感銘を受けました。
 しかも一度お店に伺った時に、とりあえず履けそうな靴を売るような事も無く、合いそうな靴が入荷するまで待って欲しいと言われた事。

私はその時に「この方から靴を買いたい」とはっきり思いました。

とても良い買い物が出来たと思っています。

また10年以上付き合える靴になりますように!






  
タグ :登山靴LOWA

Posted by PENTAGON at 21:30Comments(0)山道具

2013年10月24日

スキーを買う

7年ぶりぐらいにスキー板を買いました。
もうスキーなんて頑張っても上手にならないし、最近はスクートの方が楽しくなって来たのでそっちばっかりでした。
息子にスキーを教えるためにスキーを続けているものの、正直あんまり楽しみは感じていませんでした。

でも、山を歩くようになってから雪の山をスキーで歩きたくなり、「山スキーを買う」と決めてから2年ちょっと。。。

ようやく揃いましたね。

ブーツはスカルパのマエストラーレです。
3月頃にシーズンオフで叩き売りしているのを買いました。
板は昨日届きました。
サロモンのロッカー2 108 174cmです。
ビンディングはDynafit TLT Virtical FT。
新品がそこそこの金額で売りに出ていたので、飛びついてしまいました。

サラリーマンが小遣いで買うので、夏の間にチマチマとヘソクリを貯めて。。。
ようやく買えました。うれしい~♪



久しぶりに、「早くスキーで滑りたい!」と楽しみになってきました。
とりあえずはロッカーなんてスキーを履いたことが無いので、ゲレンデで練習します。
あとはシールを買って歩きに行こう! 

行った事がある雪山なら大丈夫かな?
裏山とか、猪臥山なら昨シーズンスノーシューで登ってるから行けそうです。
焼岳は一昨年と去年も登ってます。
去年はどうしても焼岳でスキーがやりたくて、普通の板とブーツを担ぎ上げてコルから下堀沢を滑りました。


楽しみです!



  

Posted by PENTAGON at 21:08Comments(0)山道具