2014年04月16日
御嶽山でスキー 360°パノラマ
4月15日
この日は高山祭りのおかげで仕事はお休みでした。
平日ですし、子供達も学校ですし、カミさんもお仕事。
こんなに一日フリーダム。
天気も良さそうですので、スキーに行こうと決めました。
という事で朝5時前に自宅を出発し、おんたけ2240スキー場へ。
一人ですし、山スキー初心者がGPSも無いのに難しい所へ行っても危ないだけなので、きっと人が沢山居るであろうメジャールートへ、王滝口のピストンとします。
2240スキー場までのほほんと車を走らせますが、早朝だった事もあり7時ちょっとには着いてしまいました。
中途半端な時間・・・
平日なのでゴンドラ始発は8:45
上を見るとゴンドラ終着駅もすぐ見える。
標高差は500mほどなので、歩いて上がれそうだけど。。。
6時半ぐらいに着いていたら、ゴンドラ待たずに歩いて登りましたね。
あそこまで歩いて2時間と読みました。
登ってる途中にゴンドラが動いたらがっかりするので、
とりあえず、ゆっくり準備して始発を待ちます。
運よくサクッとチケットも買え、ゴンドラ待ちは3番目に並べました。
スキーがゴンドラの外に刺さらずに、乗ったのは二つ目のゴンドラでしたが。。。
テールがロッカー形状だとゴンドラの外に刺さらないんですね。
ゴンドラ内に持ち込みました。
流石にザックと板を持ち込むと、片席に一人しか座れません。
三笠山駅に降りたら、スキーを履いて山の裏へと滑ります。
王滝口入り口です。
はぁ~、天気が良いです、しびれますね。
ゴンドラ登山者の中では一番乗りです。
少し平坦なので、行ける所まで滑ります。
9:00スタート!
って、滑って1分も経たずにすぐに停止。
平坦に見えて微妙に登り始めたので、すぐにスキーシールを貼ります。
シールを貼って、じっくり上り始めました。
樹林帯の中をのんびり進みます。
少し後ろには4人ほどの団体が見えます。
こーんな感じの低い樹林帯を歩きます。
天気が良くて気持ちが良いです!
常に王滝山頂が見えるような感じです。
道迷いが無いですね、まっすぐまっすぐ進みます。
30分ほどで、再び鳥居に・・・
流石信仰の山ですね。
樹林帯の中はきつい登りも無く徐々に高度を上げていきます。
しばらく樹林帯を進むとだんだん目の前が開けて来ました。
上の方に何か小屋が見えます。
8合目非難小屋ってやつでしょうか?
あっちは多分夏道なので、スキーの私はそのまま雪面をまっすぐ登ります。
直登すると一気に高度を稼げるのですが、体力的にきついのでキックターンしながら斜登行をします。
前を見ると、王滝頂上山荘が見えるのですが、なかなか近づきません。
雰囲気的に富士山を登っているかのようです。
でも私は知っています。
そんな時は後ろを見る!
はぁ~…
綺麗ですね…
頑張れます!
しばらくすると、後ろから同じくスキーの人がまっすぐ雪渓を直登し、あっと言う間に過ぎ去って行きました。
凄い体力です。
ですが、8合目と9号目の間あたりでスキーアイゼンをつけているようでした。
私の方も斜登していても板が滑り出してきたので同じくスキーアイゼンを取り付けます。
初めてスキーアイゼン使います。
だいぶ足元がしっかりしたので、また斜登を繰り返しますが、
滑らないならゆっくり直登してみようかと思ったのですが・・・
凄い問題発覚
スキーのヒールリフトを使うと、スキーアイゼンの刺さり量が減る。
構造的に考えたら当然なんですが、これなんとかならないんですかね?
デイナフィットさん。。。
ヒールリフト使うと言う事は斜度がきついと言う訳で、
でもそれを使うとアイゼンが刺さらないとは本末転倒。
仕方が無いので、ヒールリフトを使うのをやめて、斜登の角度を浅くして登ります。
横に板は滑らなくなったんですが、高度が全然稼げない。
と、プンプンしてたところに
「グルルルル・・・」
と聞きなれた可愛くない声。
来た!
雷鳥さん登場です。
あまりの可愛さにたっぷり癒されました。
さて、どうするか。
ふと見ると、夏道側を沢山の登山者が登っていくのが見えます。
割と前を歩いていたはずなのに、気がつけば結構な人が追い越していました。
やーめた。
慣れないスキー登行はやめて、板を外して12本爪のアイゼンに履き替えます。
ストックしまってピッケル装備、こっちの方がまだ慣れてます。
板は忍者のように背中に一本背負い。
しかし、雪渓の真ん中のこの位置から夏道に戻るのはつらいので、そのまま雪渓を詰めます。
この形になれば、雪渓を直登。
ゆっくりでも足を止めなければ結果的に速いです。
ペースがあがり、キュンキュン高度を上げます。
たまーに雪面上にこんなクラックが見えます。
春ですね。
雪が重くなり、少しずつ下に流れ始めているようです。
12:00ぴったり、右手に山荘を見るように王滝山頂に着きました。
そのまま神社をくぐって・・・
おぉ・・・山頂が見える。
すぐそこだ。。。
と思いましたけど、雪のつきが少ない。
しかも一度下ってる。。。
スキーで山頂まで行っても、あそこから滑る訳にはいかなさそうですし、
また少し上り返すのはイヤなので、
ここに荷物を丸ごとデポする事にします。
そして、おなかが空いたので先にお昼ご飯!
ランチパックがパンパンです。
流石3000m近くですね、気圧差ハンパ無いです。
ランチパックの良いところは、標高が高いところに持っていくとパンパンに膨れ上がるので、
ザックに押し込んでも中のパンがつぶれない所です。
必要空間容積は増えてしまいますが。。。
山頂を眺めながらパンを食べてコーヒー飲んで小休止、それから出発です。
ザック丸ごとデポ。
ここで待ってて欲しいでござるよ、ニンニン。
少し下って・・・
噂のタニシ
ってバチが当たる。
「まごころの塔」
と言うらしいです。
昭和49年頃、登山者の安全の為に避雷針を取り付けた事から、そのような名前になったようです。
創設当初は黄金に輝いていたとかなんとか・・・
生まれ年が近いというだけで、急に親近感。
さて山頂直下。
荷物デポのおかげで超身軽。
ご飯中に先行して行った登山者の方々が失速する中、ヒョイヒョイ登ります。
遠目で見た最後の雪壁は近づくと思ったより大した事も無く、また雪もグズッていたおかげで気構えしずに済みました。
ピッケルだけ持って来ましたが要らない感じでしたね。
そして・・・
12:45 山頂頂きました!
いやー、天気も良く風も無く最高です!
息子と一緒に来たかった!
ココは息子が年中さんの時、濁河口から五の池小屋一泊で来ました。
景色最高です!
中央アルプスの向こうに南アルプス。
地獄谷
一の池と外輪山。
息子と来たとき、外輪山をぐるっと歩いたな・・・
二の池方面と乗鞍、北アルプス!
良く見ると、サイノ河原非難小屋と、その向こうに五の池小屋も見えます。
とても綺麗で素敵な小屋でしたので、また行きたいと思っているのですが。。。
そう思いながら3年近く経ってしまいました。
さらに南アルプスの向こうには富士山も見えますね。
山頂祠
という事で山頂で景色も見たので下ります。
安物高度計付きの腕時計。
2240のゴンドラ乗り場で標高を合わせましたが、大体あってますね、充分です。
13:00、山頂を後にします。
登るときは雪の無い所を登ってきましたが、下りは雪の上を歩きます。
こっちの方が楽でした。
さて、山頂にスキーを上げられなかったので、王滝山頂で記念撮影。
今日の醍醐味、楽しみます。
丁度大滝山頂に戻ったとき、4人のパーティーがボードとスキーで出発する所でした。
彼らは山頂へは行かず、滑るのがメインとのお話でした。
先行パーティーが居るので、彼らがしばらく降りていくのを眺めた後・・・
13:30
私もドロップイン!
滑り出すと写真なぞありません、あっと言う間に樹林帯へ帰ってきました。
ココまで数回止まっても10分・・・
言葉通りのあっと言う間ですね。。。
雪質はザラメなのでちょっと重かったですけど、気持ち良く滑れました。
樹林帯の中で休憩する先行パーティーをパスし、
13:50田の原の王滝口登山道入り口に帰ってきました。
最後のちょっとの登り返しは、流石に板を履いたまま上がる気力も無く脱いで担ぎました。
あのトップからここまで20分…
流石、スキーの機動性は凄いですね。
改めて実感しました。
いつか、夢の双六岳日帰りをやろう。
後はスキー場を滑りますが、さすがにココまで高度を下げるとさらに雪が重い・・・
と言っても、ここのスキー場ではトップなんですけど・・・
そして、流石に三笠山頂駅まで登り返すのもきついので、
林道コースでぐるっと山を迂回。
14;15には下山完了しました。
下山後は、帰り道の途中にある「けやきの湯」
と言うところに寄ってみたかったのですが。。。
平日ゆえに休業・・・Orz
おとなしく自宅まで帰りました。
今回の御嶽は、天気もスキーも最高でした!
さて、今回登ったルートです。
次はどこの山を歩こうかな?
この日は高山祭りのおかげで仕事はお休みでした。
平日ですし、子供達も学校ですし、カミさんもお仕事。
こんなに一日フリーダム。
天気も良さそうですので、スキーに行こうと決めました。
という事で朝5時前に自宅を出発し、おんたけ2240スキー場へ。
一人ですし、山スキー初心者がGPSも無いのに難しい所へ行っても危ないだけなので、きっと人が沢山居るであろうメジャールートへ、王滝口のピストンとします。
2240スキー場までのほほんと車を走らせますが、早朝だった事もあり7時ちょっとには着いてしまいました。
中途半端な時間・・・
平日なのでゴンドラ始発は8:45
上を見るとゴンドラ終着駅もすぐ見える。
標高差は500mほどなので、歩いて上がれそうだけど。。。
6時半ぐらいに着いていたら、ゴンドラ待たずに歩いて登りましたね。
あそこまで歩いて2時間と読みました。
登ってる途中にゴンドラが動いたらがっかりするので、
とりあえず、ゆっくり準備して始発を待ちます。
運よくサクッとチケットも買え、ゴンドラ待ちは3番目に並べました。
スキーがゴンドラの外に刺さらずに、乗ったのは二つ目のゴンドラでしたが。。。
テールがロッカー形状だとゴンドラの外に刺さらないんですね。
ゴンドラ内に持ち込みました。
流石にザックと板を持ち込むと、片席に一人しか座れません。
三笠山駅に降りたら、スキーを履いて山の裏へと滑ります。
王滝口入り口です。
はぁ~、天気が良いです、しびれますね。
ゴンドラ登山者の中では一番乗りです。
少し平坦なので、行ける所まで滑ります。
9:00スタート!
って、滑って1分も経たずにすぐに停止。
平坦に見えて微妙に登り始めたので、すぐにスキーシールを貼ります。
シールを貼って、じっくり上り始めました。
樹林帯の中をのんびり進みます。
少し後ろには4人ほどの団体が見えます。
こーんな感じの低い樹林帯を歩きます。
天気が良くて気持ちが良いです!
常に王滝山頂が見えるような感じです。
道迷いが無いですね、まっすぐまっすぐ進みます。
30分ほどで、再び鳥居に・・・
流石信仰の山ですね。
樹林帯の中はきつい登りも無く徐々に高度を上げていきます。
しばらく樹林帯を進むとだんだん目の前が開けて来ました。
上の方に何か小屋が見えます。
8合目非難小屋ってやつでしょうか?
あっちは多分夏道なので、スキーの私はそのまま雪面をまっすぐ登ります。
直登すると一気に高度を稼げるのですが、体力的にきついのでキックターンしながら斜登行をします。
前を見ると、王滝頂上山荘が見えるのですが、なかなか近づきません。
雰囲気的に富士山を登っているかのようです。
でも私は知っています。
そんな時は後ろを見る!
はぁ~…
綺麗ですね…
頑張れます!
しばらくすると、後ろから同じくスキーの人がまっすぐ雪渓を直登し、あっと言う間に過ぎ去って行きました。
凄い体力です。
ですが、8合目と9号目の間あたりでスキーアイゼンをつけているようでした。
私の方も斜登していても板が滑り出してきたので同じくスキーアイゼンを取り付けます。
初めてスキーアイゼン使います。
だいぶ足元がしっかりしたので、また斜登を繰り返しますが、
滑らないならゆっくり直登してみようかと思ったのですが・・・
凄い問題発覚
スキーのヒールリフトを使うと、スキーアイゼンの刺さり量が減る。
構造的に考えたら当然なんですが、これなんとかならないんですかね?
デイナフィットさん。。。
ヒールリフト使うと言う事は斜度がきついと言う訳で、
でもそれを使うとアイゼンが刺さらないとは本末転倒。
仕方が無いので、ヒールリフトを使うのをやめて、斜登の角度を浅くして登ります。
横に板は滑らなくなったんですが、高度が全然稼げない。
と、プンプンしてたところに
「グルルルル・・・」
と聞きなれた可愛くない声。
来た!
雷鳥さん登場です。
あまりの可愛さにたっぷり癒されました。
さて、どうするか。
ふと見ると、夏道側を沢山の登山者が登っていくのが見えます。
割と前を歩いていたはずなのに、気がつけば結構な人が追い越していました。
やーめた。
慣れないスキー登行はやめて、板を外して12本爪のアイゼンに履き替えます。
ストックしまってピッケル装備、こっちの方がまだ慣れてます。
板は忍者のように背中に一本背負い。
しかし、雪渓の真ん中のこの位置から夏道に戻るのはつらいので、そのまま雪渓を詰めます。
この形になれば、雪渓を直登。
ゆっくりでも足を止めなければ結果的に速いです。
ペースがあがり、キュンキュン高度を上げます。
たまーに雪面上にこんなクラックが見えます。
春ですね。
雪が重くなり、少しずつ下に流れ始めているようです。
12:00ぴったり、右手に山荘を見るように王滝山頂に着きました。
そのまま神社をくぐって・・・
おぉ・・・山頂が見える。
すぐそこだ。。。
と思いましたけど、雪のつきが少ない。
しかも一度下ってる。。。
スキーで山頂まで行っても、あそこから滑る訳にはいかなさそうですし、
また少し上り返すのはイヤなので、
ここに荷物を丸ごとデポする事にします。
そして、おなかが空いたので先にお昼ご飯!
ランチパックがパンパンです。
流石3000m近くですね、気圧差ハンパ無いです。
ランチパックの良いところは、標高が高いところに持っていくとパンパンに膨れ上がるので、
ザックに押し込んでも中のパンがつぶれない所です。
必要空間容積は増えてしまいますが。。。
山頂を眺めながらパンを食べてコーヒー飲んで小休止、それから出発です。
ザック丸ごとデポ。
ここで待ってて欲しいでござるよ、ニンニン。
少し下って・・・
噂のタニシ
ってバチが当たる。
「まごころの塔」
と言うらしいです。
昭和49年頃、登山者の安全の為に避雷針を取り付けた事から、そのような名前になったようです。
創設当初は黄金に輝いていたとかなんとか・・・
生まれ年が近いというだけで、急に親近感。
さて山頂直下。
荷物デポのおかげで超身軽。
ご飯中に先行して行った登山者の方々が失速する中、ヒョイヒョイ登ります。
遠目で見た最後の雪壁は近づくと思ったより大した事も無く、また雪もグズッていたおかげで気構えしずに済みました。
ピッケルだけ持って来ましたが要らない感じでしたね。
そして・・・
12:45 山頂頂きました!
いやー、天気も良く風も無く最高です!
息子と一緒に来たかった!
ココは息子が年中さんの時、濁河口から五の池小屋一泊で来ました。
景色最高です!
中央アルプスの向こうに南アルプス。
地獄谷
一の池と外輪山。
息子と来たとき、外輪山をぐるっと歩いたな・・・
二の池方面と乗鞍、北アルプス!
良く見ると、サイノ河原非難小屋と、その向こうに五の池小屋も見えます。
とても綺麗で素敵な小屋でしたので、また行きたいと思っているのですが。。。
そう思いながら3年近く経ってしまいました。
さらに南アルプスの向こうには富士山も見えますね。
山頂祠
という事で山頂で景色も見たので下ります。
安物高度計付きの腕時計。
2240のゴンドラ乗り場で標高を合わせましたが、大体あってますね、充分です。
13:00、山頂を後にします。
登るときは雪の無い所を登ってきましたが、下りは雪の上を歩きます。
こっちの方が楽でした。
さて、山頂にスキーを上げられなかったので、王滝山頂で記念撮影。
今日の醍醐味、楽しみます。
丁度大滝山頂に戻ったとき、4人のパーティーがボードとスキーで出発する所でした。
彼らは山頂へは行かず、滑るのがメインとのお話でした。
先行パーティーが居るので、彼らがしばらく降りていくのを眺めた後・・・
13:30
私もドロップイン!
滑り出すと写真なぞありません、あっと言う間に樹林帯へ帰ってきました。
ココまで数回止まっても10分・・・
言葉通りのあっと言う間ですね。。。
雪質はザラメなのでちょっと重かったですけど、気持ち良く滑れました。
樹林帯の中で休憩する先行パーティーをパスし、
13:50田の原の王滝口登山道入り口に帰ってきました。
最後のちょっとの登り返しは、流石に板を履いたまま上がる気力も無く脱いで担ぎました。
あのトップからここまで20分…
流石、スキーの機動性は凄いですね。
改めて実感しました。
いつか、夢の双六岳日帰りをやろう。
後はスキー場を滑りますが、さすがにココまで高度を下げるとさらに雪が重い・・・
と言っても、ここのスキー場ではトップなんですけど・・・
そして、流石に三笠山頂駅まで登り返すのもきついので、
林道コースでぐるっと山を迂回。
14;15には下山完了しました。
下山後は、帰り道の途中にある「けやきの湯」
と言うところに寄ってみたかったのですが。。。
平日ゆえに休業・・・Orz
おとなしく自宅まで帰りました。
今回の御嶽は、天気もスキーも最高でした!
さて、今回登ったルートです。
次はどこの山を歩こうかな?
スポンサーリンク