2015年08月21日
【新穂高から日本海へ】 3日目 日本アルプス横断の旅
8月10日 晴れ 後 ガス
夜中2時、息子がまだ寝ている時に起きました。
お湯を沸かしてコーヒーを入れます。
テントの外にでて空を見上げると、一面の星空。
高山も星は見える所ですけど、その比では無いです。
ホントに手を伸ばしたら届くのでは無いかと錯覚するぐらいです。
そして空を見ていると、流れ星が一つ、二つ、三つ・・・
今日って流星群の日でしたっけ?
こんな夜、前にもありました。
2年前、南アルプスの百間洞の夜も、星降る夜でした。
さて、この日の行程は薬師峠までの13kmほど。
テン泊装備でCTを上回るペースなので、今日は早めに行動します。
3時に息子を起こしてテントを撤収。
息子も星降る夜空をしばらく眺めていました。

4時には黒部五郎の小屋をスタートしました。
カールへ向けてしばらくは樹林帯を歩きます。
この旅初のヘッデン歩行です。
暗い中、息子に注意しろと言いながら歩いていたのに、
自分が先に木に激突。
張り出した大きな幹に気付かずに額をメガヒットしました。
ヘッデン壊れなくて良かった。。。

やがて空も明るみ始め、ヘッデンも要らなくなった頃にカールへやってきました。

山頂がモルゲンロートに染まります。
黒部源流にある、ゴーロ(大きな岩)の山、黒部のゴーロ。
黒部五郎岳の名前の由来です。
人の名前では無いんですよ。
もう少しで日が昇りそうなので、息子と御来光&朝食休憩にします。
景色の良い巨石群のあたりで、お湯を沸かして朝食です。

ゴーロの上の風見鶏。

「お父さん、僕太陽が見えるよ!出てきたよ!」
わずか数メートルの高さの差で、私にはまだ日の出が来ません・・・

はぁ、おひさま来たぁ・・・
綺麗ですね。。。
朝日を眺めながら岩に座って二人で朝食をとります。
インスタントだけど、なんて贅沢な食事でしょう。
じっくり朝食をとったら、再びスタートします。

すっかり明るくなって、これから稜線に向かって急登を行きます。
ここの登りは結構ザレて厳しかったです。

稜線に上がると視界が開けて、向こうには北ノ俣岳が見えてきました。
天気が良くて綺麗です。。。
でも、今日の目的地はまだ遠いな・・・

山頂の分岐まで来ました。
黒部五郎の山頂は踏みたいので、荷物をデポしてピストンします。
息子、メット装備します。

7:00
と言う事で10分ほどで黒部五郎岳山頂です。
あれ?山頂までCT2時間30分なんですが、朝食込みで3時間で来ましたね。
ようやく足が慣れて、CT通りに歩けるようになってきたのでしょうか?

カールが綺麗です。

目指す剣岳は、少し近づいた・・・
ような気がします。
今日の行程は長いので、山頂をすぐに後にして分岐まで戻ります。
・・・と

写真では分かりにくいのですが、雷鳥が現れました。
天気が良いのに珍しい~。

雷鳥はすぐにハイマツの中に消えたてしまったので、分岐まで戻って荷物を背負って再び出発します。

黒部五郎岳から北ノ俣岳方面に降りて行きますが、ここもなかなかの道でした。
ザレ気味でスリップ注意な感じです。
息子にポールを1本渡します。
下りはあると体の支えになるのでバランスを崩しにくいですよね。
ザレた道ですが、振り返ると大きな黒部五郎の山体が素晴らしい景観なんです。

少し離れたところから見るとこんな感じです。
黒部五郎岳、大きいです♪

さて、こちらは北ノ俣岳を目指して歩くのですが、ここの稜線歩は気持ちの良い所ですね。
しかし道は長く、北ノ俣岳の前に赤木岳を通過しますが、結構疲れ気味の私達でした。
やっぱり荷物が重くて。。。
ただ、私の体調は前日ゆっくりした事により、かなり調子良くなってました。
と言うか、ほぼ絶好調♪
それが救いですね!

時折雲が稜線を吹き抜けて行き、幻想的な景色が見れます。
目の前を巨大な塊が抜けていく感じは、なんとも言えない景色です。
「お父さん、きれいだね~。」
と、たまに息子が足を止めて眺めます。

対岸?には鷲羽岳・水晶岳・赤牛岳と黒部湖へ続く長大な稜線が広がります。
あそこもいつか歩いてみたいですね~。

黒羽五郎岳から3時間ほど過ぎ、だんだん足が上がらなくなってきたその時、ようやく頂上らしき所に大きなケルンが見えてきました。
「あのケルンまで行けるん?」
と息子、やめてくれw

11:10 北ノ俣岳山頂です。
いやー、ここまで長かったです。
でも今日はここでもまだ歩く距離は2/3ぐらいです。
まだまだ頑張らないと。

三角点も確認。
三等三角点でした。
ここで小休止をして、お昼ご飯をここで食べるか下ってから食べるか息子と話していたのです、その時反対からかなりの出で立ちのトレランの方がやってきました。
この方、どこかで見たことある。。。
ここまでも数人、どこかで見たようなトレランの方とすれ違ったのですが、この方は確実に見覚えがある。
いや、しかし・・・
今年?そんなはずは無い。。。
そう思って居る内にその方は、声をかける事が出来ないまま山頂を立ち去って行かれました。

小休止の後に、太郎小屋を目指して歩き出しました。
少しガスが多くなってきました。

道は細かくアップダウンを繰り返すのですが、木道が好きな息子は楽しく歩けているようです。
小一時間ほど歩いた頃・・・

雷鳥どーん!
さすが曇天の使者。

メッチャ砂浴びしてます。
登山道の真ん中で、われわれが近づいても気にすることも無く。
息子、「カワイー」と言いながら近づきますが、逃げません。
と、この時反対側からトレラン風の方が歩いて来て、同じく雷鳥の写真を撮り始めました。
「かわいいですね~」
なんて軽くお話しましたが・・・
・・・この人も見たことある。
いや、間違いない!
今度は思い切って聞いてみました。
私「すみません、山岳レースか何か走っていらっしゃいませんか?」
Mさん「ハイ、出てます。」
私「TJAR(トラスジャパンアルプスレースとか・・・」
Mさん「ハイ、出てます。」
私「NHKの番組で、ミスターボーダーラインと・・・」
Mさん、「ハイ、そうです(笑」
あー、やっぱり!
トランスジャパンアルプスレースに参戦している、宮崎選手でした。
私と息子が日本アルプスを横断する計画のきっかけとなったレースです。
NHKの番組を見た時に心が震えました。
今年は開催年では無いのですが、数人の選手が練習の為にミラージュランドをスタートしてきたそうです。
だから見たことある方々とすれ違ったのですね。
この出合いにはとても感動しました。
この旅のきっかけとなった選手の1人がが目の前にいる。
その選手が私達が今回ゴールにしている地から今まさにスタートしてた事。
何かしら運命的なものを感じました。
この旅は何かに後押しされている!

宮崎選手はとてもきさくな方で、一緒に写真を撮らせてもらいました。

息子も一緒に。
来年の夏、私達の計画通りに進むのであれば、TJARが開催されている頃に私達は南ルートの完結編を歩いているはずです。
その時にまた会えるかもしれません。
その旨を伝えると、
「頑張ってまた来年会いましょう!」
と言ってくださいました。
その後、がっちり握手してお別れしました。
貴重なお時間を費やさせてしまいまして申し訳ありません、ありがとうございました。
宮崎選手、応援してますので頑張って下さい♪
「ミスターボーダーライン」なんてNHKでは言ってましたが、とんでもないです。
超人ですよ、私達が追いつける人では無いのです。
軽やかに立ち去る宮崎さんを見送り、私達も再び歩き始めました。

と、20mほど歩いたら再び雷鳥です。
なんと、子連れで8羽も。。。
しばらくは登山道を歩いていたので、一緒に後ろをついて歩きました。
やがて脇にそれて砂地で砂浴びを始めました。
カワイーな~♪
さて、黙々と木道を歩き続けると、息子が逆向きの看板を発見しました。

太郎山山頂?
登山道沿いには無いのは地図で分かっていたのですが、行けるんですね。
もちろん行きます。

太郎山山頂です!
でもここに来た目的の一つは・・・

もちろんコレ。
三角点。
三等でした~♪

眼下にはすぐ太郎平の小屋が見えますね。
行きましょう。

13:30 綺麗な木道を歩くと、急にあたりが騒がしくなり始めて綺麗な太郎小屋が現れました。
なんともトイレが綺麗な山小屋です。

小屋の前はハイシーズンでとても賑やか。
凄い数の人が居て、ココだけ街のようです。
登山相談所に薬師峠のテン場の事を聞き、息子には1日のご褒美、Qooのアップルを買いました。
しかし小屋の前のベンチには色んな人が居るのですが。。。
明らかにどこかの山岳部っぽい子達がラフな格好でバーナーを囲んで騒いでいます。
いや、山岳部の子が小屋泊まりなんだ。。。
時代かな?
喧騒は苦手なので早々に立ち去り、薬師峠のテン場を目指しました。
ここから20分ほどのようです。

綺麗な木道を軽く登って下ってします。
少し離れれば賑やかな人の声も聞こえず、
「山だな~」と言う気分になれましたが・・・

うっは、テン場激混み。
14時だというのに。
慌ててテン場に行き場所を探しました。
沢山の人の中には各大学の山岳部っぽい子達も沢山居ます。
場所は所々空いているのですが、団体の方々が輪になって座り込んでいてテントが張れません。
ラッキーに一箇所良い所を見つけて、平らなところにテントが張れました。
お隣はテントに大きく「早稲田大学山研」と書いてありました。
大学生っぽく、とても賑やかな子達でした。
2年前南アルプスの百間洞で出会った早稲田のワンゲル部の子達とは雰囲気が違いますね。
あの子達の方がストイックに山を歩いている感じがしました。
あの時は好感がもてたな~。
でも、とある時間になったら皆ラジオを聴いて天気図を描いていました。
うん、イイネ!
この日は14時からテントでのんびり出来ました。
1日の行程が長く疲れたのと、朝早かったので、お昼寝して夕飯食べて・・・
またまた18時ごろに就寝してしまいました。
体が山になっていく♪
そうそう、この日の薬師峠は久しぶりに携帯の電波がバンバンに入りました。3Gでしたが。
天気予報を確認したりなんだりすると、台風は反れたので良かったのですが、どうやら14日頃に荒天になりそうです。
うーん、ここまでずっと天気が良かったから、ちょっと気になるな・・・
天気が持ちますように・・・
4日目に続く
夜中2時、息子がまだ寝ている時に起きました。
お湯を沸かしてコーヒーを入れます。
テントの外にでて空を見上げると、一面の星空。
高山も星は見える所ですけど、その比では無いです。
ホントに手を伸ばしたら届くのでは無いかと錯覚するぐらいです。
そして空を見ていると、流れ星が一つ、二つ、三つ・・・
今日って流星群の日でしたっけ?
こんな夜、前にもありました。
2年前、南アルプスの百間洞の夜も、星降る夜でした。
さて、この日の行程は薬師峠までの13kmほど。
テン泊装備でCTを上回るペースなので、今日は早めに行動します。
3時に息子を起こしてテントを撤収。
息子も星降る夜空をしばらく眺めていました。
4時には黒部五郎の小屋をスタートしました。
カールへ向けてしばらくは樹林帯を歩きます。
この旅初のヘッデン歩行です。
暗い中、息子に注意しろと言いながら歩いていたのに、
自分が先に木に激突。
張り出した大きな幹に気付かずに額をメガヒットしました。
ヘッデン壊れなくて良かった。。。
やがて空も明るみ始め、ヘッデンも要らなくなった頃にカールへやってきました。
山頂がモルゲンロートに染まります。
黒部源流にある、ゴーロ(大きな岩)の山、黒部のゴーロ。
黒部五郎岳の名前の由来です。
人の名前では無いんですよ。
もう少しで日が昇りそうなので、息子と御来光&朝食休憩にします。
景色の良い巨石群のあたりで、お湯を沸かして朝食です。
ゴーロの上の風見鶏。
「お父さん、僕太陽が見えるよ!出てきたよ!」
わずか数メートルの高さの差で、私にはまだ日の出が来ません・・・
はぁ、おひさま来たぁ・・・
綺麗ですね。。。
朝日を眺めながら岩に座って二人で朝食をとります。
インスタントだけど、なんて贅沢な食事でしょう。
じっくり朝食をとったら、再びスタートします。
すっかり明るくなって、これから稜線に向かって急登を行きます。
ここの登りは結構ザレて厳しかったです。
稜線に上がると視界が開けて、向こうには北ノ俣岳が見えてきました。
天気が良くて綺麗です。。。
でも、今日の目的地はまだ遠いな・・・
山頂の分岐まで来ました。
黒部五郎の山頂は踏みたいので、荷物をデポしてピストンします。
息子、メット装備します。
7:00
と言う事で10分ほどで黒部五郎岳山頂です。
あれ?山頂までCT2時間30分なんですが、朝食込みで3時間で来ましたね。
ようやく足が慣れて、CT通りに歩けるようになってきたのでしょうか?
カールが綺麗です。
目指す剣岳は、少し近づいた・・・
ような気がします。
今日の行程は長いので、山頂をすぐに後にして分岐まで戻ります。
・・・と
写真では分かりにくいのですが、雷鳥が現れました。
天気が良いのに珍しい~。
雷鳥はすぐにハイマツの中に消えたてしまったので、分岐まで戻って荷物を背負って再び出発します。
黒部五郎岳から北ノ俣岳方面に降りて行きますが、ここもなかなかの道でした。
ザレ気味でスリップ注意な感じです。
息子にポールを1本渡します。
下りはあると体の支えになるのでバランスを崩しにくいですよね。
ザレた道ですが、振り返ると大きな黒部五郎の山体が素晴らしい景観なんです。
少し離れたところから見るとこんな感じです。
黒部五郎岳、大きいです♪
さて、こちらは北ノ俣岳を目指して歩くのですが、ここの稜線歩は気持ちの良い所ですね。
しかし道は長く、北ノ俣岳の前に赤木岳を通過しますが、結構疲れ気味の私達でした。
やっぱり荷物が重くて。。。
ただ、私の体調は前日ゆっくりした事により、かなり調子良くなってました。
と言うか、ほぼ絶好調♪
それが救いですね!
時折雲が稜線を吹き抜けて行き、幻想的な景色が見れます。
目の前を巨大な塊が抜けていく感じは、なんとも言えない景色です。
「お父さん、きれいだね~。」
と、たまに息子が足を止めて眺めます。
対岸?には鷲羽岳・水晶岳・赤牛岳と黒部湖へ続く長大な稜線が広がります。
あそこもいつか歩いてみたいですね~。
黒羽五郎岳から3時間ほど過ぎ、だんだん足が上がらなくなってきたその時、ようやく頂上らしき所に大きなケルンが見えてきました。
「あのケルンまで行けるん?」
と息子、やめてくれw
11:10 北ノ俣岳山頂です。
いやー、ここまで長かったです。
でも今日はここでもまだ歩く距離は2/3ぐらいです。
まだまだ頑張らないと。
三角点も確認。
三等三角点でした。
ここで小休止をして、お昼ご飯をここで食べるか下ってから食べるか息子と話していたのです、その時反対からかなりの出で立ちのトレランの方がやってきました。
この方、どこかで見たことある。。。
ここまでも数人、どこかで見たようなトレランの方とすれ違ったのですが、この方は確実に見覚えがある。
いや、しかし・・・
今年?そんなはずは無い。。。
そう思って居る内にその方は、声をかける事が出来ないまま山頂を立ち去って行かれました。
小休止の後に、太郎小屋を目指して歩き出しました。
少しガスが多くなってきました。
道は細かくアップダウンを繰り返すのですが、木道が好きな息子は楽しく歩けているようです。
小一時間ほど歩いた頃・・・
雷鳥どーん!
さすが曇天の使者。
メッチャ砂浴びしてます。
登山道の真ん中で、われわれが近づいても気にすることも無く。
息子、「カワイー」と言いながら近づきますが、逃げません。
と、この時反対側からトレラン風の方が歩いて来て、同じく雷鳥の写真を撮り始めました。
「かわいいですね~」
なんて軽くお話しましたが・・・
・・・この人も見たことある。
いや、間違いない!
今度は思い切って聞いてみました。
私「すみません、山岳レースか何か走っていらっしゃいませんか?」
Mさん「ハイ、出てます。」
私「TJAR(トラスジャパンアルプスレースとか・・・」
Mさん「ハイ、出てます。」
私「NHKの番組で、ミスターボーダーラインと・・・」
Mさん、「ハイ、そうです(笑」
あー、やっぱり!
トランスジャパンアルプスレースに参戦している、宮崎選手でした。
私と息子が日本アルプスを横断する計画のきっかけとなったレースです。
NHKの番組を見た時に心が震えました。
今年は開催年では無いのですが、数人の選手が練習の為にミラージュランドをスタートしてきたそうです。
だから見たことある方々とすれ違ったのですね。
この出合いにはとても感動しました。
この旅のきっかけとなった選手の1人がが目の前にいる。
その選手が私達が今回ゴールにしている地から今まさにスタートしてた事。
何かしら運命的なものを感じました。
この旅は何かに後押しされている!
宮崎選手はとてもきさくな方で、一緒に写真を撮らせてもらいました。
息子も一緒に。
来年の夏、私達の計画通りに進むのであれば、TJARが開催されている頃に私達は南ルートの完結編を歩いているはずです。
その時にまた会えるかもしれません。
その旨を伝えると、
「頑張ってまた来年会いましょう!」
と言ってくださいました。
その後、がっちり握手してお別れしました。
貴重なお時間を費やさせてしまいまして申し訳ありません、ありがとうございました。
宮崎選手、応援してますので頑張って下さい♪
「ミスターボーダーライン」なんてNHKでは言ってましたが、とんでもないです。
超人ですよ、私達が追いつける人では無いのです。
軽やかに立ち去る宮崎さんを見送り、私達も再び歩き始めました。
と、20mほど歩いたら再び雷鳥です。
なんと、子連れで8羽も。。。
しばらくは登山道を歩いていたので、一緒に後ろをついて歩きました。
やがて脇にそれて砂地で砂浴びを始めました。
カワイーな~♪
さて、黙々と木道を歩き続けると、息子が逆向きの看板を発見しました。
太郎山山頂?
登山道沿いには無いのは地図で分かっていたのですが、行けるんですね。
もちろん行きます。
太郎山山頂です!
でもここに来た目的の一つは・・・
もちろんコレ。
三角点。
三等でした~♪
眼下にはすぐ太郎平の小屋が見えますね。
行きましょう。
13:30 綺麗な木道を歩くと、急にあたりが騒がしくなり始めて綺麗な太郎小屋が現れました。
なんともトイレが綺麗な山小屋です。
小屋の前はハイシーズンでとても賑やか。
凄い数の人が居て、ココだけ街のようです。
登山相談所に薬師峠のテン場の事を聞き、息子には1日のご褒美、Qooのアップルを買いました。
しかし小屋の前のベンチには色んな人が居るのですが。。。
明らかにどこかの山岳部っぽい子達がラフな格好でバーナーを囲んで騒いでいます。
いや、山岳部の子が小屋泊まりなんだ。。。
時代かな?
喧騒は苦手なので早々に立ち去り、薬師峠のテン場を目指しました。
ここから20分ほどのようです。
綺麗な木道を軽く登って下ってします。
少し離れれば賑やかな人の声も聞こえず、
「山だな~」と言う気分になれましたが・・・
うっは、テン場激混み。
14時だというのに。
慌ててテン場に行き場所を探しました。
沢山の人の中には各大学の山岳部っぽい子達も沢山居ます。
場所は所々空いているのですが、団体の方々が輪になって座り込んでいてテントが張れません。
ラッキーに一箇所良い所を見つけて、平らなところにテントが張れました。
お隣はテントに大きく「早稲田大学山研」と書いてありました。
大学生っぽく、とても賑やかな子達でした。
2年前南アルプスの百間洞で出会った早稲田のワンゲル部の子達とは雰囲気が違いますね。
あの子達の方がストイックに山を歩いている感じがしました。
あの時は好感がもてたな~。
でも、とある時間になったら皆ラジオを聴いて天気図を描いていました。
うん、イイネ!
この日は14時からテントでのんびり出来ました。
1日の行程が長く疲れたのと、朝早かったので、お昼寝して夕飯食べて・・・
またまた18時ごろに就寝してしまいました。
体が山になっていく♪
そうそう、この日の薬師峠は久しぶりに携帯の電波がバンバンに入りました。3Gでしたが。
天気予報を確認したりなんだりすると、台風は反れたので良かったのですが、どうやら14日頃に荒天になりそうです。
うーん、ここまでずっと天気が良かったから、ちょっと気になるな・・・
天気が持ちますように・・・
4日目に続く
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