2016年08月18日
【北沢峠から太平洋】 1日目 日本アルプス横断の旅 完結編
8月4日
早朝自宅を出発します。
家内が仙流荘まで送ってくれると言うので、家族全員で伊那を目指しました。
高遠のセブンイレブンに寄り、仙流荘へ。
7時前には到着しましたが、
第一便のバスは既に出発済みで静かなバス停でした。
車でカミさんの作ってくれた朝食を食べて、
手回り品を確認したらバス停へ行きます。

とりあえずザックを置いてから北沢峠までの切符を買います。
親子共々片道券です。

そして娘も一緒に登山計画書を提出しました。
これから始まる長い旅。
しばらく家を空けるけどゴメンね。
バスは定刻どおり8:05に出発
窓の外では家内と娘が大きく手を振っていましたが、
直ぐに遠ざかって行きました。
息子はしばらくその姿を眺めていました。
覚悟を決めたようですね。

8:55
北沢峠に到着です。
今日は初日なので、足慣らしの行程です。
両俣小屋までの林道歩き12kmだけなので、ここから野呂川出合までも歩く事にしました。

仙水峠への分岐を過ぎて少し林道を歩いていると、
後ろから声をかけられました。
「その先は広河原ですよ~!」
私達が道を間違っていると思われたのか、心配して声をかけて下さったようです。
「両俣小屋まで行くんです~!」
と返しましたら、OKマークを出してくれました。
心配してもらえるって、ありがたいですね。

天気も良く、林道歩きは暑いぐらいでした。
でも天気が良いのは幸先の良いスタートです。
しかし、私29kg、息子11kgの荷物はザックが肩に食い込みます。
ただ歩くのに汗を吹きまくりです。

小一時間ほどで野呂川出合いに到着です。
ここの沢で少し休憩し、冷たい水で汗を流しました。
すると北沢峠から来たバスが通りかかり、
「乗りますか~?」
と声をかけてくれました。
乗らないとゼスチャーを送ると、バスの運転手さんはにっこりと笑顔で手を振って行かれました。
みんな優しくて気持ちが良いです。

ここからは両俣小屋までの未舗装の林道歩きです。
3週間前に歩いたばかりなので、新鮮さはありませんが・・・
それでも前回歩いた稜線を眺めながら歩くのは、これからの事を考えるとウキウキしてしまいますね。
息子も「天気が良いな~、はやく稜線を歩きたいな~」
と、いっちょまえの事を言ってくれます。

北岳と中白根の頭ですね。
息子
「北岳は見て来ただけ。」
とか、オッサンモード全開です。

さて、名物看板。
「両俣小屋まで43分17秒」
このセンス、たまりませんw

12:40
47分をかけて両俣小屋に到着です。
足の短さを痛感させてくれる瞬間です・・・Orz
でもこの日の行程はここまでなので、両俣小屋でゆっくり休む事にします。

木の下にテントを張ってのんびりします。
アライテントのカヤライズ2にDXフライシート。
前室の広さがとても便利です。
少し重量増になる事を加味しても、実用性の高いフライシートだと思います。
こうなると、ドマドームが気になって仕方ないところです。
重量的に考えるとオニドームかな・・・
とか妄想してたら、パラパラと雨が降り始めました。
テントを張り終わってからで良かったです。
この日は行程が短いので昼のバスでも良かったのですが、朝のバスで正解でした。
午後は雨が降ったり止んだり、そして雷も鳴っていました。
ここ数日の天候、そのままでした。

とりあえずは腹ごしらえです。
ラーメンを頂きます。
荷物の大半を占める食材を、どんどん食べて行きましょう。

雨が小降りになったりした時に野呂川まで行ってみたり。。。
川で体を拭いたりします。
とにかく冷たくて気持ちが良いです♪
今年も、今回の旅の為にまた仕事に追われて連日過ごしてきたので、このゆっくりとした時間の流れがかなり体を癒してくれました。

そして、息子は再び毎日日記を書きます。
息子が日記を書いている間は私は机です。
少しイビキでうるさい机です(笑

あっという間に時間が経ちますが、この日からは山時間で過ごします。
17時前には夕ご飯を頂きます。
この日はカレーメシです。
両俣小屋はゴミ箱がありゴミを引き取って頂けるので、かさばる食料をここで食べる予定でした。

夕食後は歯磨きをする頃にはすっかり雨も止み、上空の雲も切れ始めました。
真正面に見えるのは三峰岳かな?
明日、あれをやっつけに行きます!
さぁ、明日からは本格的に山ですね。
19時前には就寝しました。
明日も晴れると良いな♪
早朝自宅を出発します。
家内が仙流荘まで送ってくれると言うので、家族全員で伊那を目指しました。
高遠のセブンイレブンに寄り、仙流荘へ。
7時前には到着しましたが、
第一便のバスは既に出発済みで静かなバス停でした。
車でカミさんの作ってくれた朝食を食べて、
手回り品を確認したらバス停へ行きます。

とりあえずザックを置いてから北沢峠までの切符を買います。
親子共々片道券です。

そして娘も一緒に登山計画書を提出しました。
これから始まる長い旅。
しばらく家を空けるけどゴメンね。
バスは定刻どおり8:05に出発
窓の外では家内と娘が大きく手を振っていましたが、
直ぐに遠ざかって行きました。
息子はしばらくその姿を眺めていました。
覚悟を決めたようですね。

8:55
北沢峠に到着です。
今日は初日なので、足慣らしの行程です。
両俣小屋までの林道歩き12kmだけなので、ここから野呂川出合までも歩く事にしました。

仙水峠への分岐を過ぎて少し林道を歩いていると、
後ろから声をかけられました。
「その先は広河原ですよ~!」
私達が道を間違っていると思われたのか、心配して声をかけて下さったようです。
「両俣小屋まで行くんです~!」
と返しましたら、OKマークを出してくれました。
心配してもらえるって、ありがたいですね。

天気も良く、林道歩きは暑いぐらいでした。
でも天気が良いのは幸先の良いスタートです。
しかし、私29kg、息子11kgの荷物はザックが肩に食い込みます。
ただ歩くのに汗を吹きまくりです。

小一時間ほどで野呂川出合いに到着です。
ここの沢で少し休憩し、冷たい水で汗を流しました。
すると北沢峠から来たバスが通りかかり、
「乗りますか~?」
と声をかけてくれました。
乗らないとゼスチャーを送ると、バスの運転手さんはにっこりと笑顔で手を振って行かれました。
みんな優しくて気持ちが良いです。

ここからは両俣小屋までの未舗装の林道歩きです。
3週間前に歩いたばかりなので、新鮮さはありませんが・・・
それでも前回歩いた稜線を眺めながら歩くのは、これからの事を考えるとウキウキしてしまいますね。
息子も「天気が良いな~、はやく稜線を歩きたいな~」
と、いっちょまえの事を言ってくれます。

北岳と中白根の頭ですね。
息子
「北岳は見て来ただけ。」
とか、オッサンモード全開です。

さて、名物看板。
「両俣小屋まで43分17秒」
このセンス、たまりませんw

12:40
47分をかけて両俣小屋に到着です。
足の短さを痛感させてくれる瞬間です・・・Orz
でもこの日の行程はここまでなので、両俣小屋でゆっくり休む事にします。

木の下にテントを張ってのんびりします。
アライテントのカヤライズ2にDXフライシート。
前室の広さがとても便利です。
少し重量増になる事を加味しても、実用性の高いフライシートだと思います。
こうなると、ドマドームが気になって仕方ないところです。
重量的に考えるとオニドームかな・・・
とか妄想してたら、パラパラと雨が降り始めました。
テントを張り終わってからで良かったです。
この日は行程が短いので昼のバスでも良かったのですが、朝のバスで正解でした。
午後は雨が降ったり止んだり、そして雷も鳴っていました。
ここ数日の天候、そのままでした。

とりあえずは腹ごしらえです。
ラーメンを頂きます。
荷物の大半を占める食材を、どんどん食べて行きましょう。

雨が小降りになったりした時に野呂川まで行ってみたり。。。
川で体を拭いたりします。
とにかく冷たくて気持ちが良いです♪
今年も、今回の旅の為にまた仕事に追われて連日過ごしてきたので、このゆっくりとした時間の流れがかなり体を癒してくれました。

そして、息子は再び毎日日記を書きます。
息子が日記を書いている間は私は机です。
少しイビキでうるさい机です(笑

あっという間に時間が経ちますが、この日からは山時間で過ごします。
17時前には夕ご飯を頂きます。
この日はカレーメシです。
両俣小屋はゴミ箱がありゴミを引き取って頂けるので、かさばる食料をここで食べる予定でした。

夕食後は歯磨きをする頃にはすっかり雨も止み、上空の雲も切れ始めました。
真正面に見えるのは三峰岳かな?
明日、あれをやっつけに行きます!
さぁ、明日からは本格的に山ですね。
19時前には就寝しました。
明日も晴れると良いな♪
この記事へのコメント
なんかこの先がワクワクしてきますね。
正直、登山にはこれといった大儀はないと思っています。
ただ汗をかいて目的地を目指す。天候によっては達成できない事もあります。
ただ自分の力がほぼ全てで、少し文明の利器の力を借りて自然の中へ飛び込み、その時々のピークを目指す。
死にそうな目に会うこともあります、また絶景と言われる景観や、偶然出会った自然界の造形美に胸を打たれたりもします。でもそれは付属品じゃないでしょうか?
やりたいことをやりがいをもってやる事が人間力を高めるのかもしれません。知り合いが難病を治したとき、医師は最終的にはそれしか考えられない的な事を言っていたそうです。
うちの子もイジメられていないで、自分の道を進んでほしいと思っていますが、打ち込むものが見つけられないじれったさがあります。親って登山と一緒?
正直、登山にはこれといった大儀はないと思っています。
ただ汗をかいて目的地を目指す。天候によっては達成できない事もあります。
ただ自分の力がほぼ全てで、少し文明の利器の力を借りて自然の中へ飛び込み、その時々のピークを目指す。
死にそうな目に会うこともあります、また絶景と言われる景観や、偶然出会った自然界の造形美に胸を打たれたりもします。でもそれは付属品じゃないでしょうか?
やりたいことをやりがいをもってやる事が人間力を高めるのかもしれません。知り合いが難病を治したとき、医師は最終的にはそれしか考えられない的な事を言っていたそうです。
うちの子もイジメられていないで、自分の道を進んでほしいと思っていますが、打ち込むものが見つけられないじれったさがあります。親って登山と一緒?
Posted by アサギブルー at 2016年08月18日 22:47
アサギブルーさん:
そうですね、山は人を育てると思います。
今回の旅は心底そう思いました。
自分も親のつもりで居て息子から教わる事もありましたし、自分の考えがいつも正しいとは限らないと痛感したり・・・
私も息子も勉強させてもらいました。
山は圧縮した人生だと思います(^^)
そうですね、山は人を育てると思います。
今回の旅は心底そう思いました。
自分も親のつもりで居て息子から教わる事もありましたし、自分の考えがいつも正しいとは限らないと痛感したり・・・
私も息子も勉強させてもらいました。
山は圧縮した人生だと思います(^^)
Posted by PENTAGON
at 2016年08月19日 15:45
