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2016年11月01日

晩秋の蝶ヶ岳へ

足早に冬が迫ってますね。
そろそろ山に登らせて貰える日も、少なくなってきました。
10月末は、八ヶ岳の続きを歩こうと思っていたのですが、ヤマテンによると上空は暴風の予報でした。
稜線の縦走は厳しいので、今回もまだ天気の良い日曜日、日帰りで行ける山。。。
しかも風の当らない東面から登れる山はどこかな~?
と考えたところ、蝶ヶ岳が丁度良いかと思い、行ってみる事にしました。

それでは行きましょう。


10月30日
前日車を走らせて、三股の駐車場に到着しました。
0:00頃で駐車場は50%ほどです。
この時期はさすがに余裕がありますね。
ゆっくり車中泊です。
こんな時ミニバンはフラットに寝れるのでありがたいですね。

朝5時起床、モソモソと準備します。
息子も珍しくシャキっと起きました。
のんびり準備をして、6時に歩き出しです。

晩秋の蝶ヶ岳へ
ゲートを越えて、少しの間林道を歩きます。

晩秋の蝶ヶ岳へ
やがて15分ほどで三股登山道口に到着です。
こちらで登山届けを提出です。

晩秋の蝶ヶ岳へ
直ぐに常念岳との分岐です。
もちろん今日は蝶ヶ岳へ向かいます。

晩秋の蝶ヶ岳へ
しばらく川沿いを歩いたあと、吊橋を渡ります。
ちなみにこの川沿いの道、増水したときは通れないそうで、常念岳の登山道方面の迂回路を通らなければならないそうです。
この日は大丈夫でした。

晩秋の蝶ヶ岳へ
雲の中、登山道を黙々と歩きます。
もう紅葉も終わりかけですね。

晩秋の蝶ヶ岳へ
あー、色んなところで見る「ゴジラみたいな木」はコレですね。
たしかに面白い形をしていますね。
でもゴジラと言うより、ティラノサウルスっぽいです。

晩秋の蝶ヶ岳へ
雲の中、幻想的な森の中を歩きます。
でも、気温はグングン下がっている気がします・・・

晩秋の蝶ヶ岳へ
三股から2km地点です。
ここから尾根沿いにグッと高度を上げ始めます。

晩秋の蝶ヶ岳へ
しかし、登山道はとても整備されていてキツい感じはしません。
等高線は混んでいますが、思ったより楽な区間でした。

晩秋の蝶ヶ岳へ
ふと上を見ると、なんだか木が少し白いような。。。
雲の中なので木に水滴が付いているのでしょうか?

晩秋の蝶ヶ岳へ
そんなこんなで、まめうち平に到着です。
少しCTより速いようですね。
おにぎり食べつつ休憩ししますが、休んでいると体温が下がって急に寒く感じます。
上に一枚羽織りました。
息子は平気なようです。

晩秋の蝶ヶ岳へ
まめうち平から少し過ぎると、歩きやすい木道が続きますが・・・
氷って滑る状態でした。
息子、滑って遊んでますが、その前にその格好、寒くないのかな?
私は寒くて仕方なかったです。

晩秋の蝶ヶ岳へ
さらに少し歩くと、倒木祭りの痕がありました。
いったいココで何があったのでしょう?
ってぐらい木が倒れまくってます。
根こそぎ倒れているものやらなんやら・・・
数年前の大雪の時でしょうか?

晩秋の蝶ヶ岳へ
霜柱もニョキニョキしてます。

晩秋の蝶ヶ岳へ
上を見るとやっぱり木が白いです。
間違いないですね。
雲の水滴が木について氷り始めています。
霧氷になりかけています。
なんとも幻想的です。

晩秋の蝶ヶ岳へ
そんな幻想的な森を登り続けます。
雲の中、なんとも言えない雰囲気ですね~。

晩秋の蝶ヶ岳へ
やがて蝶沢へ来ました。
水がふんだんに流れていました。

晩秋の蝶ヶ岳へ
展望もようやく開け始めて、目の前にはドーンと常念岳。
ようやく雲の上に出ましたね~。
心なしか、気温も少し上がったような気がします。

晩秋の蝶ヶ岳へ
でも、こんな剣山のような氷があったり・・・

晩秋の蝶ヶ岳へ
霜柱は飴細工のようで綺麗です。

つまり、寒いのです。

晩秋の蝶ヶ岳へ
やがて木々も少なくなり、風が少々出始めました。
やっぱり上は寒いのかな?

晩秋の蝶ヶ岳へ
遠くの山、白いのですが・・・
雪かな?それとも山肌がもともと白いのかな?

晩秋の蝶ヶ岳へ
大滝山への分岐です。
山頂までもう少し!

晩秋の蝶ヶ岳へ
蝶ヶ岳ヒュッテが右に見えてくると山頂はもうすぐなのですが、この辺りで強烈な風に当るようになってきました。
やっぱり稜線は凄い風です。
ここで冬用の上着をさらに着込みましたが、息子は薄手のシェルを一枚着るだけでした。
大丈夫と言いますが、寒くないのかな?

晩秋の蝶ヶ岳へ
しかし目の前に飛び込んできたこの景色!
たまりません!

晩秋の蝶ヶ岳へ
山頂、頂きました!
100高山、45座目になります♪

晩秋の蝶ヶ岳へ
木のようで木じゃない、立派な山頂標でした♪
ここから見える景色、ホントに凄いですね。

晩秋の蝶ヶ岳へ
このサイズではきっと見えないパノラマ写真。
そして写真ではきっと伝えきれない景色です。
風が強くなければ、2時間でも3時間でもボーっとできそうです。
むしろ1日過ごしたいです。

晩秋の蝶ヶ岳へ
ですけど、風があまりに強いので直ぐに山頂を撤収です。
息子、風に飛ばされそうでヨロヨロしています。
景色は凄いのですが、見ている余裕が無さそうです。

晩秋の蝶ヶ岳へ
でも折角なので、瞑想の丘まで来ました。
方位盤です。

晩秋の蝶ヶ岳へ
常念岳の方向、いつかあの稜線も歩いてみたいですね~、ずっとずっと山が見渡せます。

晩秋の蝶ヶ岳へ
こちらは常念岳と安曇野方面。
一面の雲海です。
あの雲の中が寒いんですよね。。。

晩秋の蝶ヶ岳へ
さぁ、一旦風を避けて小屋へ向かいましょう。

晩秋の蝶ヶ岳へ
息子、ヨタヨタと風に押し戻されながら小走りしています。
雨よりも風の方が嫌いだと本人は語っております。

晩秋の蝶ヶ岳へ
と言う事で、小屋でカップラーメン頂きました。
ランチの時間にはまだ少し早かったのと、小腹が空いている程度でしたので丁度良かったです。
ストーブがありがたいですね。
これだけ風が強いと、小屋様様です。


晩秋の蝶ヶ岳へ
さぁ、帰りましょう。
蝶ヶ岳ヒュッテさん、ありがとうございました。
素晴らしいロケーションにある小屋ですね。
ここでボーっと過ごしてみたいです。

晩秋の蝶ヶ岳へ
良く見たら、先ほど雲に隠れていた槍ヶ岳が見えてますね♪

晩秋の蝶ヶ岳へ
最後に、穂高。
綺麗・・・

晩秋の蝶ヶ岳へ
さて、風の当らないところまで小走りで急ぎます。
少し下げればもう風に当らないので逃げるように下ります。

晩秋の蝶ヶ岳へ
蝶沢までは大きな角のある石の道が続くので、少し歩きにくいです。
でも、それ以上に息子のペースも上がりません。

晩秋の蝶ヶ岳へ
かなりの時間をかけてやっと蝶沢まで降りてきました。
ココを過ぎれば、道は歩きやすく整備されています。

晩秋の蝶ヶ岳へ
CTを大幅に超えて、ようやくまめうち平へ。
息子、前日に私と裏山ランニングをした後に、陸上部で走ってきての登山なので、流石にスタミナ切れのようです。
どれかを辞めとけば?と提案していたのですが、全部やりたいと強行で来ました。
言わんこっちゃ無い。

少し長めの休憩を取ってから、再び歩きはじめました。
ここから先は、再び雲の中に入ります。

晩秋の蝶ヶ岳へ
気温はグングン下がり始め、再び木が氷り始めていました。
霧氷になりつつあります。

晩秋の蝶ヶ岳へ
エビの尻尾のようになってますね。
寒いです。

晩秋の蝶ヶ岳へ
でもさらに高度を下げると直ぐに気温も上がり始め、晩秋の森歩きとなります。
紅葉も、もう終わりですね。

晩秋の蝶ヶ岳へ
後はコースタイム通りに歩け、三股の登山道口まで戻ってきました。
下山届けの提出は不要と書いてありました。

晩秋の蝶ヶ岳へ
あとは林道をテクテク歩いて15分、駐車場に到着です。
お疲れ様でした♪

さて、百高山をメインに山を歩きたいのですが、やはり高い山は間もなく閉ざされてしまいそうですね。
年内、あとひとつぐらいは行けるかな・・・?
まぁ、焦らずボチボチ山を歩きましょう♪












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タグ :蝶ヶ岳
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Posted by PENTAGON at 16:00│Comments(0)
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