2017年09月06日
槍ヶ岳・双六岳 新穂高から日帰り その3
さて、どうしたものか・・・
間に合わなかったから仕方ないと自分に言い訳したかったのに、間に合ってしまったら行くしか無いですよね。
行かなければ、計画を練っていた頃の自分に負けるような気がしてしまって。
とりあえず、小屋でコーラを買ってテラスでコーラチャージ。
炭酸飲料が体を潤します。
と、隣のテーブルでは生ビール行ってる人が・・・
なんともうらやましす。
でも・・・
はて、どこかで見かけたことがあるような方・・・?
さて、禁断のコーラ一気飲みした後、やると決めたらやるの気持ちで双六岳を目指します。
CTは往復2時間ほど。
9:50スタートします。
最初のハイマツ帯の登りが疲れた足にビシビシ刺激を与えてくれます。
さらに、一気に飲んだコーラがお腹の中でチャポンチャポン。
ガシガシ上りながら「ゲフー」とか、自分、かなりお下品。
何かに申し訳無いとか思いながら登って行きました。

15分で巻き道分岐を通り過ぎ、中道分岐まで来ました。
おーし、どんどん行きます。
そこから少し岩の斜面を駆け上がり、斜度が緩くなると・・・

コレですよ、コレ。
双六の稜線。
何回来てもココは好きです。凄く好きです。

振り返ると、槍へ続く道。
そう、槍ヶ岳・双六岳ワンデイをやりたかった理由は、槍から歩いて来て、ココから槍を見ながら
「あそこから来てやったぜ!」
と自己満足に浸りたかったからです。
もう感無量です。
貸切、双六の稜線!
ホントに無理してでも来て良かった!
槍が見え隠れしてるのは残念ですが、チラッと見えただけでも充分です♪

と言う事で、10:30に双六岳の山頂を頂きました!

こちらも頂いておきます。

さらに三角点。
二等三角点
点名「中俣岳」


山頂は晴れていましたが、周りは少しガスが出始めていました。
鷲羽方面はガスで見えず、槍もガス。
少し、槍が見えるのを待ちました。

と、一瞬。
これが精一杯でした。
でも充分、ありがとうございます。
と言う事で、双六岳山頂の全天球。
ガスを待っている間、後から来られた方と少しお話しました。
先ほど双六の小屋でビール頂いてた方。
なんと、同じく飛騨地区で、家は隣町だったり。
しかし、この方どこかで見かけたことがある方・・・
と言うか、多分ヤマレコでフォロー頂いてる方のような気がします。
でも、その時は何も言えずにお別れしてしまいました。
もう、足がトコトン疲れていたのと、お腹が減ってグーグーなってたので、小屋に戻って何か食べたかったのです。
後でヤマレコで、やっぱりその方だった事が判明しました(^^)
またどこかの山でお会いできると良いですね♪

さて、居合わせた方にお別れして小屋へ戻ります。
双六岳、ありがとうございました!

20分ほどで小屋に戻り、おひるごはんです。
先々週息子と来た時は五目ラーメンだったので、今回は皿うどんにするつもりが売り切れ・・・
カルビ丼にいたしました。
満足です。

ご飯中に一瞬顔を出してくれた鷲羽岳。
やっぱりカッコイイな~。
今度は鷲羽岳日帰りやってみるかな?
さて、双六岳も行けましたし、御飯も食べたし、後は帰るだけですね。
新穂高までCTで6時間ほど。
疲れた足でどのくらいで行けるかな?

11:55、スタートします。
ここの冬季小屋、いつも思いますけどハイジっぽい。
イメージの話ですが・・・(^^;

双六小屋のロケーション、ここも素敵ですね。
今回みたいな一気に回る山も良いですが、やっぱり山に来るならテントで泊まりたいですね。
さて、ここから先は弓折の稜線を行きます。
2週間前に歩いたばかりなのであんまり新鮮さはありませんが・・・

花見平。
ここは2週間前には雪があったのに、跡形も無くなってます。
雪ってそんなに早く溶けるのですね。結構あったのに・・・

稜線から、最後に双六岳が見えるとこです。
ありがとうございました、また来ますね。

12:35
弓折の分岐
ここから下り始めた瞬間、ずっと道は雲の中でした。
景色も見れず、ただ黙々と下るだけの道。
自分との戦いになって来ましたね。

13:20
鏡平の小屋はテラスで5分ほど休みましたが、スルー。
鏡池は今日も開店休業です。
だーれも居ません。
2連続で槍は拝めませんでした。

恒例の熊のおどり場。
せっかく熊踊りを踊っても、見てくれる人も撮ってくれる人も居ません。
動画でお見せ出来ないのが残念です。

13:45
シシウドヶ原、通過。
しかしその後のイタドリヶ原で休憩。10分ほど足を休めました。
その間に、トレラン風の方が2名追い越して行きました。

14:25
秩父沢。
ここも先々週は直ぐ上に大きな雪渓があったのに・・・
無くなってますね。
あの先のガスの中にはあるのかな?
ここも休憩せずに通過しました。
するとこの後、先ほど追い抜いていったトレランの方1名と同じペースで下る事になり、色々お話しました。
新潟から来られたそうで、夜0:00頃に新穂高をスタートし、鷲羽岳を日帰りされたとか。
朝はもう一名石川から来られた方と一緒に前半を歩き、その人は水晶岳を日帰りされるとか。
凄い人たちが居るものです。
で、私も0:00時に新穂高発で槍の西鎌回りですよ~。
と伝えたところで・・・
「朝4時頃、飛騨沢に居ませんでしたか?」
と聞かれて私もハッとしました。
「朝4時頃、弓折の稜線歩いてませんでしたか?」
と、ここでつじつまが合いました。
御互いに「あー!」ってなりました。
朝、私が見た二つのヘッデンの明かりはこちらの方達であり、向こうも飛騨沢を単独で登っている人が居ると見ていたらしいです。
あの時やっぱり、御互いにそれぞれ遠くのヘッデンの明かりを見て、奇特な人が居るもんだと思ってたみたいですね。
なんとも、奇跡的な出会いです。
しばらくは色々話ながら、ワサビ平の小屋まで一緒に歩かせて頂きました。
それまで寡黙に歩くだけだった道が、突然楽しい道になりました。
ありがとうございました。
イタドリヶ原から足を休めて無かったので、私はワサビ平の小屋で休憩する事にしましたが、新潟のお兄さんは明日も仕事と言うことで、そのまま下っていかれました。
また、どこかの山で!

15:00
と言う事で、ワサビ平の小屋に到着です。
ここに寄った理由はたった一つ。

こやつです。
捕食のターゲット。
ただのトマトなのに、塩が置いてあるだけでもうズルい。
ガシっと頂きました。
疲れた体に冷えたトマトが染み渡ります。
塩分補給もたまりません。
ここで最後の足休憩をとりました。
あとは新穂高まで1時間ちょっとのCTですね。
15:15頃にスタートします。
最後の林道は、少し走りましょう。
自分に負荷をかけないと。
と言っても、流石に他の人が居ると走るのはあまり宜しくないので、対向から人が来る時や、人を追い抜くときは歩きます。
走ったり歩いたり繰り返しながら・・・

15:45
左俣のゲートに到着しました。
登山道、終わったー!

あと残り5分ほど歩いて、登山者センターに到着です。
右から入って、左から降りてきました。
ここで、下山届けを提出して今回の山行、おしまいです。
自分よく頑張った!
さらに登山者駐車場まで歩き、ここで今日の歩きは終了です。
とりあえず汗を流したいので・・・

安定のひがくの湯ですね。
さっぱりしました♪
いやー、16時間ホントによく歩きました。
予想以上に自分って歩けるんだな~と言うのを認識できましたね。
38km弱、累積標高差3100mほど。
良いトレーニングになりました。
これ、一月に一回くらいできればかなり足が強くなるでしょうね。
体が持たないかな?
さて、それでは今月の大きな仕事、行ってきます。
10日ほどの出張。
今年もうまく行きますように!
間に合わなかったから仕方ないと自分に言い訳したかったのに、間に合ってしまったら行くしか無いですよね。
行かなければ、計画を練っていた頃の自分に負けるような気がしてしまって。
とりあえず、小屋でコーラを買ってテラスでコーラチャージ。
炭酸飲料が体を潤します。
と、隣のテーブルでは生ビール行ってる人が・・・
なんともうらやましす。
でも・・・
はて、どこかで見かけたことがあるような方・・・?
さて、禁断のコーラ一気飲みした後、やると決めたらやるの気持ちで双六岳を目指します。
CTは往復2時間ほど。
9:50スタートします。
最初のハイマツ帯の登りが疲れた足にビシビシ刺激を与えてくれます。
さらに、一気に飲んだコーラがお腹の中でチャポンチャポン。
ガシガシ上りながら「ゲフー」とか、自分、かなりお下品。
何かに申し訳無いとか思いながら登って行きました。

15分で巻き道分岐を通り過ぎ、中道分岐まで来ました。
おーし、どんどん行きます。
そこから少し岩の斜面を駆け上がり、斜度が緩くなると・・・

コレですよ、コレ。
双六の稜線。
何回来てもココは好きです。凄く好きです。

振り返ると、槍へ続く道。
そう、槍ヶ岳・双六岳ワンデイをやりたかった理由は、槍から歩いて来て、ココから槍を見ながら
「あそこから来てやったぜ!」
と自己満足に浸りたかったからです。
もう感無量です。
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
貸切、双六の稜線!
ホントに無理してでも来て良かった!
槍が見え隠れしてるのは残念ですが、チラッと見えただけでも充分です♪

と言う事で、10:30に双六岳の山頂を頂きました!

こちらも頂いておきます。

さらに三角点。
二等三角点
点名「中俣岳」


山頂は晴れていましたが、周りは少しガスが出始めていました。
鷲羽方面はガスで見えず、槍もガス。
少し、槍が見えるのを待ちました。

と、一瞬。
これが精一杯でした。
でも充分、ありがとうございます。
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
と言う事で、双六岳山頂の全天球。
ガスを待っている間、後から来られた方と少しお話しました。
先ほど双六の小屋でビール頂いてた方。
なんと、同じく飛騨地区で、家は隣町だったり。
しかし、この方どこかで見かけたことがある方・・・
と言うか、多分ヤマレコでフォロー頂いてる方のような気がします。
でも、その時は何も言えずにお別れしてしまいました。
もう、足がトコトン疲れていたのと、お腹が減ってグーグーなってたので、小屋に戻って何か食べたかったのです。
後でヤマレコで、やっぱりその方だった事が判明しました(^^)
またどこかの山でお会いできると良いですね♪

さて、居合わせた方にお別れして小屋へ戻ります。
双六岳、ありがとうございました!

20分ほどで小屋に戻り、おひるごはんです。
先々週息子と来た時は五目ラーメンだったので、今回は皿うどんにするつもりが売り切れ・・・
カルビ丼にいたしました。
満足です。

ご飯中に一瞬顔を出してくれた鷲羽岳。
やっぱりカッコイイな~。
今度は鷲羽岳日帰りやってみるかな?
さて、双六岳も行けましたし、御飯も食べたし、後は帰るだけですね。
新穂高までCTで6時間ほど。
疲れた足でどのくらいで行けるかな?

11:55、スタートします。
ここの冬季小屋、いつも思いますけどハイジっぽい。
イメージの話ですが・・・(^^;

双六小屋のロケーション、ここも素敵ですね。
今回みたいな一気に回る山も良いですが、やっぱり山に来るならテントで泊まりたいですね。
さて、ここから先は弓折の稜線を行きます。
2週間前に歩いたばかりなのであんまり新鮮さはありませんが・・・

花見平。
ここは2週間前には雪があったのに、跡形も無くなってます。
雪ってそんなに早く溶けるのですね。結構あったのに・・・

稜線から、最後に双六岳が見えるとこです。
ありがとうございました、また来ますね。

12:35
弓折の分岐
ここから下り始めた瞬間、ずっと道は雲の中でした。
景色も見れず、ただ黙々と下るだけの道。
自分との戦いになって来ましたね。

13:20
鏡平の小屋はテラスで5分ほど休みましたが、スルー。
鏡池は今日も開店休業です。
だーれも居ません。
2連続で槍は拝めませんでした。

恒例の熊のおどり場。
せっかく熊踊りを踊っても、見てくれる人も撮ってくれる人も居ません。
動画でお見せ出来ないのが残念です。

13:45
シシウドヶ原、通過。
しかしその後のイタドリヶ原で休憩。10分ほど足を休めました。
その間に、トレラン風の方が2名追い越して行きました。

14:25
秩父沢。
ここも先々週は直ぐ上に大きな雪渓があったのに・・・
無くなってますね。
あの先のガスの中にはあるのかな?
ここも休憩せずに通過しました。
するとこの後、先ほど追い抜いていったトレランの方1名と同じペースで下る事になり、色々お話しました。
新潟から来られたそうで、夜0:00頃に新穂高をスタートし、鷲羽岳を日帰りされたとか。
朝はもう一名石川から来られた方と一緒に前半を歩き、その人は水晶岳を日帰りされるとか。
凄い人たちが居るものです。
で、私も0:00時に新穂高発で槍の西鎌回りですよ~。
と伝えたところで・・・
「朝4時頃、飛騨沢に居ませんでしたか?」
と聞かれて私もハッとしました。
「朝4時頃、弓折の稜線歩いてませんでしたか?」
と、ここでつじつまが合いました。
御互いに「あー!」ってなりました。
朝、私が見た二つのヘッデンの明かりはこちらの方達であり、向こうも飛騨沢を単独で登っている人が居ると見ていたらしいです。
あの時やっぱり、御互いにそれぞれ遠くのヘッデンの明かりを見て、奇特な人が居るもんだと思ってたみたいですね。
なんとも、奇跡的な出会いです。
しばらくは色々話ながら、ワサビ平の小屋まで一緒に歩かせて頂きました。
それまで寡黙に歩くだけだった道が、突然楽しい道になりました。
ありがとうございました。
イタドリヶ原から足を休めて無かったので、私はワサビ平の小屋で休憩する事にしましたが、新潟のお兄さんは明日も仕事と言うことで、そのまま下っていかれました。
また、どこかの山で!

15:00
と言う事で、ワサビ平の小屋に到着です。
ここに寄った理由はたった一つ。

こやつです。
捕食のターゲット。
ただのトマトなのに、塩が置いてあるだけでもうズルい。
ガシっと頂きました。
疲れた体に冷えたトマトが染み渡ります。
塩分補給もたまりません。
ここで最後の足休憩をとりました。
あとは新穂高まで1時間ちょっとのCTですね。
15:15頃にスタートします。
最後の林道は、少し走りましょう。
自分に負荷をかけないと。
と言っても、流石に他の人が居ると走るのはあまり宜しくないので、対向から人が来る時や、人を追い抜くときは歩きます。
走ったり歩いたり繰り返しながら・・・

15:45
左俣のゲートに到着しました。
登山道、終わったー!

あと残り5分ほど歩いて、登山者センターに到着です。
右から入って、左から降りてきました。
ここで、下山届けを提出して今回の山行、おしまいです。
自分よく頑張った!
さらに登山者駐車場まで歩き、ここで今日の歩きは終了です。
とりあえず汗を流したいので・・・

安定のひがくの湯ですね。
さっぱりしました♪
いやー、16時間ホントによく歩きました。
予想以上に自分って歩けるんだな~と言うのを認識できましたね。
38km弱、累積標高差3100mほど。
良いトレーニングになりました。
これ、一月に一回くらいできればかなり足が強くなるでしょうね。
体が持たないかな?
さて、それでは今月の大きな仕事、行ってきます。
10日ほどの出張。
今年もうまく行きますように!
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この記事へのコメント
お疲れ様でした。
やはり全天球カメラ良いですよ!
山での再会等は喜びですね。
いつかは私ともお会いできる日を楽しみにしています
。
私が気づくはずですから大丈夫???
お仕事も頑張ってください。
やはり全天球カメラ良いですよ!
山での再会等は喜びですね。
いつかは私ともお会いできる日を楽しみにしています
。
私が気づくはずですから大丈夫???
お仕事も頑張ってください。
Posted by アサギブルー
at 2017年09月06日 19:21

うわぁ!素敵すぎます。
山に行きたくなりますが…行けないでいます。
疲れた身体に冷やしトマトやキュウリは最高ですね(^◇^)
ビールもいいけど。
作業が落ち着く辺りに山に出かけようかしら?
いつも素晴らしいブログ、ありがとうございます。
本が書けそうな感じですが、どうですか?
お仕事、頑張って下さいね。
山に行きたくなりますが…行けないでいます。
疲れた身体に冷やしトマトやキュウリは最高ですね(^◇^)
ビールもいいけど。
作業が落ち着く辺りに山に出かけようかしら?
いつも素晴らしいブログ、ありがとうございます。
本が書けそうな感じですが、どうですか?
お仕事、頑張って下さいね。
Posted by キャッチャーです at 2017年09月06日 19:50
アサギブルーさん:
全天球カメラ、なんだかんだで私も気に入ってます。
写真をVRカメラで見ると、なかなか臨場感がありまよ(^-^)
VRで写真を見ている子供達を見るのが楽しいです(笑
いつかお会いできると良いですね!
その時は気がね無く声をかけて下さいね♪
全天球カメラ、なんだかんだで私も気に入ってます。
写真をVRカメラで見ると、なかなか臨場感がありまよ(^-^)
VRで写真を見ている子供達を見るのが楽しいです(笑
いつかお会いできると良いですね!
その時は気がね無く声をかけて下さいね♪
Posted by PENTAGON
at 2017年09月07日 10:44

キャッチャーさん:
無理されないように、行けるチャンスの時に山に行かれてくださいね(^^)
冷やした野菜、美味しいですよね!
丸かじり、大好きなんです♪
本なんて…
私の文章能力なんかではとてもとても。
遥か彼方昔、小学生の頃の通知表、国語は1か2でしたので(笑
無理されないように、行けるチャンスの時に山に行かれてくださいね(^^)
冷やした野菜、美味しいですよね!
丸かじり、大好きなんです♪
本なんて…
私の文章能力なんかではとてもとても。
遥か彼方昔、小学生の頃の通知表、国語は1か2でしたので(笑
Posted by PENTAGON
at 2017年09月07日 10:54
