大地を歩こう › 2017年08月20日
スポンサーリンク
この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
2017年08月20日
百高山を行く裏銀座!4日目
8月13日
朝。。。
と言うかまだ深夜。
壮絶な夜でした。
2枚の布団に5人なんて、物理的に寝れるわけも無く・・・
もう殆ど起きていました。
とりあえず体を休めないといけないので、目を閉じてウトウトできた時間が少しあったかな?と言うぐらいです。
こりゃだめだ。
と言うことで、2時には起きて朝食の準備をして、荷物の確認をします。
大きなザックは乾燥室にそのままデポさせて貰えることになったので、軽装で行きます。
2時半には息子を起こして、45分に出発しました。
同じように寝られない方が、続々と出発していきました。

さて、それでは出発です。
水晶岳への道は小屋の裏から少しなだらかな道を歩いた後、岩場の道へと変化します。
歩いた事が無い道で深夜のヘッデン歩きは危険を伴うので、少し慎重にゆっくり歩きました。

丸印を見落とさないように行きます。
梯子が合ったりしたので、結構な岩場だったのかと思います。

それでも20分ちょっとで、山頂に到着しました。
水晶岳 2986m 百高山60座目!
真っ暗闇なので、コレだけの写真にしてさっさと次へ進みます。
軽装で来てるので日が昇るまでは体を動かしてないと少し寒いぐらいです。
ドンドン行きましょう。

さて、赤牛岳を目指します。
ここからさらに3時間ほどの道のり。
暗くて写真は無いのですが、そこそこ標高の高い稜線歩きです。
遥か遠くの稜線にもそれぞれヘッデンで歩く人の姿がチラホラ見えます。
みんな早いな~。
そして実はこの日、ペルセウス座流星群の日なのです。
朝4時がピークの時間帯。
まさにこの時でした。
月明かりがあるので、少し明るめの空ですが、休憩時にヘッデンを消して立ち止まると夜空から星が降ってくるのが見えます。
まさに星降る夜。
目が慣れてくると月明かりだけでも辺りが見回せます。
昨日歩いてきた野口五郎の稜線や、薬師岳、槍穂の稜線や遠く立山まで見えます。
うん、今日は凄く良い天気になりそうです♪
赤牛岳へ続く稜線の中を月明かりで、流星を眺めながら歩く。
こんな素敵な稜線歩き、なかなか出来るものでは無いです。
なんて凄い事を経験させてくれるのでしょう。
息子も足元に注意しながら、夜空を眺め、流れ星が落ちるたびに声を上げていました。
良い経験してるね!

4時10分ほど。
温泉沢の頭に到着しました。
ここまでの道のりはそこそこ岩場だったので、ほぼCT通りだったと思います。
でも、ココから先は歩きやすい稜線になるはず・・・
と、勝手に思ってました。
反対の烏帽子岳から見た赤牛の稜線が、すごくなだらかに見えたもので・・・
実際は結構なアップダウンや、ゴーロ地帯を抜けたりと、足元に気をつけなければならない所がかなりありました。

4:20
だんだん東の空が明るんできましたね。
良い景色です♪

三ツ岳の向こうが燃えるように赤く染まっていきます。
ここにずっと止まっていれば、ダイヤモンド三ツ岳になったでしょうね。
でも我々は移動していきます。

大分明るくなってきて、ヘッデンも完全に要らなくなってきました。
振り返ると水晶岳が遠くに見えます。
さらにその向こうには槍ヶ岳。
結構歩いてきましたね~。

ようやく道が歩きやすい感じになってきました。
温泉沢の頭から赤牛岳の間の道は、やはり人がそんなに歩かないのか、かなり道が不明瞭な所があります。
実は数度、登山道から外れてしまった事がありました。
この後気付いたのですが、よくよく見るとこの道には小さなケルンが無数にありました。
迷いそうな所や登山道が道を帰るところには必ず2~3個でも石が積んであるのが見えます。
赤牛の稜線を歩く時は小さなケルンを辿って下さい。
不自然に石が置いてあれば、それはケルンです。
それがどれだけ頼りになるか。ありがたいです。

なだらかな道を行きます。
息子撮影。

5時を回りました。
三ツ岳の肩から日が昇りそうです。
もう少しですね。

そして5時15分、日の出です。
綺麗・・・

歩いてきた水晶岳の稜線や

これから行く赤牛岳が赤く染まっていきます。
あー、綺麗、ホントに綺麗。
意味も無く自然と目から涙が溢れます。
イイ歳したおっさんが景色を見て感動して泣けるなんて。
この日、この時、この場所を息子と一緒に歩けてホントに良かった。幸せだ。
息子にこの景色を見せてあげられただけで、今回の旅の意味があります。

狭い日本の中でも充分これだけ美しい世界が広がっている。
息子よ、世界は広い。人間はちっぽけだ。
君が背負ってしまった運命、指定難病、それは世界の営みからすれば些細な事なんだろう。
じっくり向き合って生きていこう。
君と一緒に、ここを歩けて良かった。

さぁ、最後の登りです。あのピークの向こう側が赤牛岳の山頂です。

いよいよ

水晶小屋から3時間15分、赤牛岳の山頂、頂きました。
2864.4m 百高山、61座目!

そして国土地理院の三角点。
三等三角点
点名「赤手岳」

さらに、山林局の主三角点。
三角点が二つも!
嬉しいですね♪

二日前に向こうからこちらを眺めました。
逆行で分かりにくいですが、あのあたりに烏帽子小屋があります。

薬師岳、大きいですね~。
この方向から見て三つのカールがこれだけ大きく見えるのは、赤牛岳からだけでしょうね。

後ろ立山連峰と立山、雲の中に剱の先端、そして黒部湖。
黒四ダムも息子に見せてあげたいな。

今回のこの稜線歩きができてホントに良かった。
確実に、自分名山10本指にランクインしましたね。
さぁ、また長い道です。
名残惜しいですが、水晶小屋まで帰りましょう。

ありがとう、赤牛岳。
またいつの日か。

水晶岳へと戻る道の途中、雷鳥に会いました。
親鳥とヒナ2羽
相変わらず可愛いですね、癒されます♪
さらに戻り足の途中、南アルプスシスターズのお母さんとすれ違いました。
やはり百高山なら赤牛岳は寄らないとですね。
御互いに旅の安全を祈願してお別れしました。

温泉沢の頭に戻りました。
ここで小休止します。
稜線からの戻り道から、同じ方向に歩いているお兄さんもここで休憩されていたので、少しお話しました。
この日、この後またお会いしたりしました。
読売新道を登ってきたらしく、相当足の強いお方ですね~。
あちらもいつか歩いてみたいです。

さて、水晶岳。
黒岳と言われるだけあって、黒いですね。
最後の登り返しが堪えそうです。
頑張ってゴーロ地帯を行きます。

上り返したところ。
少しガスが沸いてきましたね。

そして、水晶岳に戻りました。
やっと記念写真が撮れました。
流石に百名山ですね、狭い山頂に人がごったがえしていました。
さらに、結婚式してる人が居たり・・・
やりますね~。

と言う事で、混みあった山頂はさっさとスルーして小屋へ帰ります。
なんとか9:40分に到着し、往復7時間ほど、目標の10時前に戻る事が出来ました。
もちろん、もうhiyopaさんとhiyoriちゃんは居ないですね。
稜線を歩きながら野口五郎岳方面を眺め、
「あの辺りを歩いているかな~?」
と思ったりしてました(^^;
さて、今日は三俣まで行く事にしましょう。
小屋で再パッキングしなおしたら、少し腹ごしらえします。

水晶小屋名物、「力汁」
豚汁?に焼餅が入り、生姜がのっています。
これが凄く美味しいのです。
是非家でも作ってもらいましょう。

10:20
さてそれではリスタートします。
力汁のおかげで元気を取り戻しました。

でも流石に今日はかなり歩いているのであまり元気がありません。
この後踏みたい百高山は、目の前の祖父岳と鷲羽岳。
息子と色々考えました。
①ワリモ北分岐に荷物をデポして爺ヶ岳往復、その後ワリモ、鷲羽岳を通って三俣へ。
②ワリモ、鷲羽岳を通って三俣へ。明日、三俣から祖父岳往復。
③岩苔乗越に荷物をデポして祖父岳往復ご三俣へ。明日鷲羽岳往復。
もちろん①が理想なのですが、それをやると黒部源流を通らない。黒部源流は見たい。
③は、ワリモ岳にいけないかも知れない。
実は、この日三俣まで行けるなら②の計画を想定していました。
この道が一番行きたい所を全て回れるので。
しかし、目の前の大きな鷲羽岳とワリモ岳を見たら、流石に疲れた体にフル装備であれを超えるのは難しいと判断しました。
と言う事で、今回は③にする事にしました。

色々考えながらワリモ北分岐に到着。ここから岩苔乗越に下ります。

さて、それでは祖父岳に行きましょう。
ザックをデポして、軽装で行きます。
30分後・・・

祖父岳頂きました!
2825m 百高山62座目!
順調です♪

あちらが今日のゴール、三俣のテン場です。
まだあるな~。。。
祖父岳の山頂はだだっ広く、ケルンがたくさんありました。
すると・・・

息子、新たなケルンを作り始めました。
無駄に元気だな・・・

と言う事で、再び30分ほどで岩苔乗越に戻りました。
再び荷物をリパッキングし、今日の目的地、三俣へ行きます。

最初に水場。
よくよく考えたら、これがホントの黒部源流になるのですね。
この時しっかり見ておけば良かったです。

CT40分と言うこの沢下り。
これが予想以上に体力を削りました。
気温も上がりムシムシしてきて、一段一段が足に負担をかけていきます。
流石に今日は歩きすぎてますね。

それでも、木道好きの息子はこんな所があると喜んだりします♪
いい絵ですね。

そしてようやく黒部源流の碑へ。
ちょっと思ってたものと違ったのですが、まぁとりあえず記念写真。
ホントに最初の一滴が見れるのかと、勝手に思ってました(^^;

さぁ、最後の登り返し、行きましょう。
ムシっとした樹林帯を上げて行きます。
足もなかなか上がらないですが、今日最後です。
頑張りましょう。

14:50
なんとか30分で三俣山荘に到着です。
ここでテン場の受付して、ビールとジュースを買ってテン場に行きますが・・・

テン場は酷く混雑していまして、もうまともな場所は空いていませんでした。
上のほう、斜めの場所を少し整地して平らにし、なんとか幕営です。

今日の我が家、完成です。
良かった、テントが張れて。
我々がテントを張ったあとも、続々と人が来てテン場を探しますが・・・
場所も殆ど空いていません。
私達がテントを張った所の少し上の超傾斜地にも、最終的にはテントが張られました。

疲れていたので、直ぐに夕飯です。
この日はパスタ。
サラスパが便利です。
息子はクリームチーズソース。私はペペロンチーノ。
これとスパムを焼いて食しました。
美味しかった♪

鷲羽岳を見ながら息子と乾杯♪
いやー今日はよく歩きましたね。
約18km超でした。
息子、ホントに歩くようになりましたね。
昨夜、寝れなかった事もあり、この後は日が沈む前にイビキをかいていたと思います。
いつ寝てしまったか記憶に無いんですよね(^^;
この日はこの旅の核心となり、ホントに良い一日となりました。
今日が歩けて、良かった♪
さぁ、明日も素敵な1日になるといいな
5日目に続く
朝。。。
と言うかまだ深夜。
壮絶な夜でした。
2枚の布団に5人なんて、物理的に寝れるわけも無く・・・
もう殆ど起きていました。
とりあえず体を休めないといけないので、目を閉じてウトウトできた時間が少しあったかな?と言うぐらいです。
こりゃだめだ。
と言うことで、2時には起きて朝食の準備をして、荷物の確認をします。
大きなザックは乾燥室にそのままデポさせて貰えることになったので、軽装で行きます。
2時半には息子を起こして、45分に出発しました。
同じように寝られない方が、続々と出発していきました。

さて、それでは出発です。
水晶岳への道は小屋の裏から少しなだらかな道を歩いた後、岩場の道へと変化します。
歩いた事が無い道で深夜のヘッデン歩きは危険を伴うので、少し慎重にゆっくり歩きました。

丸印を見落とさないように行きます。
梯子が合ったりしたので、結構な岩場だったのかと思います。

それでも20分ちょっとで、山頂に到着しました。
水晶岳 2986m 百高山60座目!
真っ暗闇なので、コレだけの写真にしてさっさと次へ進みます。
軽装で来てるので日が昇るまでは体を動かしてないと少し寒いぐらいです。
ドンドン行きましょう。

さて、赤牛岳を目指します。
ここからさらに3時間ほどの道のり。
暗くて写真は無いのですが、そこそこ標高の高い稜線歩きです。
遥か遠くの稜線にもそれぞれヘッデンで歩く人の姿がチラホラ見えます。
みんな早いな~。
そして実はこの日、ペルセウス座流星群の日なのです。
朝4時がピークの時間帯。
まさにこの時でした。
月明かりがあるので、少し明るめの空ですが、休憩時にヘッデンを消して立ち止まると夜空から星が降ってくるのが見えます。
まさに星降る夜。
目が慣れてくると月明かりだけでも辺りが見回せます。
昨日歩いてきた野口五郎の稜線や、薬師岳、槍穂の稜線や遠く立山まで見えます。
うん、今日は凄く良い天気になりそうです♪
赤牛岳へ続く稜線の中を月明かりで、流星を眺めながら歩く。
こんな素敵な稜線歩き、なかなか出来るものでは無いです。
なんて凄い事を経験させてくれるのでしょう。
息子も足元に注意しながら、夜空を眺め、流れ星が落ちるたびに声を上げていました。
良い経験してるね!

4時10分ほど。
温泉沢の頭に到着しました。
ここまでの道のりはそこそこ岩場だったので、ほぼCT通りだったと思います。
でも、ココから先は歩きやすい稜線になるはず・・・
と、勝手に思ってました。
反対の烏帽子岳から見た赤牛の稜線が、すごくなだらかに見えたもので・・・
実際は結構なアップダウンや、ゴーロ地帯を抜けたりと、足元に気をつけなければならない所がかなりありました。

4:20
だんだん東の空が明るんできましたね。
良い景色です♪

三ツ岳の向こうが燃えるように赤く染まっていきます。
ここにずっと止まっていれば、ダイヤモンド三ツ岳になったでしょうね。
でも我々は移動していきます。

大分明るくなってきて、ヘッデンも完全に要らなくなってきました。
振り返ると水晶岳が遠くに見えます。
さらにその向こうには槍ヶ岳。
結構歩いてきましたね~。

ようやく道が歩きやすい感じになってきました。
温泉沢の頭から赤牛岳の間の道は、やはり人がそんなに歩かないのか、かなり道が不明瞭な所があります。
実は数度、登山道から外れてしまった事がありました。
この後気付いたのですが、よくよく見るとこの道には小さなケルンが無数にありました。
迷いそうな所や登山道が道を帰るところには必ず2~3個でも石が積んであるのが見えます。
赤牛の稜線を歩く時は小さなケルンを辿って下さい。
不自然に石が置いてあれば、それはケルンです。
それがどれだけ頼りになるか。ありがたいです。

なだらかな道を行きます。
息子撮影。

5時を回りました。
三ツ岳の肩から日が昇りそうです。
もう少しですね。

そして5時15分、日の出です。
綺麗・・・

歩いてきた水晶岳の稜線や

これから行く赤牛岳が赤く染まっていきます。
あー、綺麗、ホントに綺麗。
意味も無く自然と目から涙が溢れます。
イイ歳したおっさんが景色を見て感動して泣けるなんて。
この日、この時、この場所を息子と一緒に歩けてホントに良かった。幸せだ。
息子にこの景色を見せてあげられただけで、今回の旅の意味があります。

狭い日本の中でも充分これだけ美しい世界が広がっている。
息子よ、世界は広い。人間はちっぽけだ。
君が背負ってしまった運命、指定難病、それは世界の営みからすれば些細な事なんだろう。
じっくり向き合って生きていこう。
君と一緒に、ここを歩けて良かった。

さぁ、最後の登りです。あのピークの向こう側が赤牛岳の山頂です。

いよいよ

水晶小屋から3時間15分、赤牛岳の山頂、頂きました。
2864.4m 百高山、61座目!

そして国土地理院の三角点。
三等三角点
点名「赤手岳」

さらに、山林局の主三角点。
三角点が二つも!
嬉しいですね♪

二日前に向こうからこちらを眺めました。
逆行で分かりにくいですが、あのあたりに烏帽子小屋があります。

薬師岳、大きいですね~。
この方向から見て三つのカールがこれだけ大きく見えるのは、赤牛岳からだけでしょうね。

後ろ立山連峰と立山、雲の中に剱の先端、そして黒部湖。
黒四ダムも息子に見せてあげたいな。

今回のこの稜線歩きができてホントに良かった。
確実に、自分名山10本指にランクインしましたね。
さぁ、また長い道です。
名残惜しいですが、水晶小屋まで帰りましょう。

ありがとう、赤牛岳。
またいつの日か。

水晶岳へと戻る道の途中、雷鳥に会いました。
親鳥とヒナ2羽
相変わらず可愛いですね、癒されます♪
さらに戻り足の途中、南アルプスシスターズのお母さんとすれ違いました。
やはり百高山なら赤牛岳は寄らないとですね。
御互いに旅の安全を祈願してお別れしました。

温泉沢の頭に戻りました。
ここで小休止します。
稜線からの戻り道から、同じ方向に歩いているお兄さんもここで休憩されていたので、少しお話しました。
この日、この後またお会いしたりしました。
読売新道を登ってきたらしく、相当足の強いお方ですね~。
あちらもいつか歩いてみたいです。

さて、水晶岳。
黒岳と言われるだけあって、黒いですね。
最後の登り返しが堪えそうです。
頑張ってゴーロ地帯を行きます。

上り返したところ。
少しガスが沸いてきましたね。

そして、水晶岳に戻りました。
やっと記念写真が撮れました。
流石に百名山ですね、狭い山頂に人がごったがえしていました。
さらに、結婚式してる人が居たり・・・
やりますね~。

と言う事で、混みあった山頂はさっさとスルーして小屋へ帰ります。
なんとか9:40分に到着し、往復7時間ほど、目標の10時前に戻る事が出来ました。
もちろん、もうhiyopaさんとhiyoriちゃんは居ないですね。
稜線を歩きながら野口五郎岳方面を眺め、
「あの辺りを歩いているかな~?」
と思ったりしてました(^^;
さて、今日は三俣まで行く事にしましょう。
小屋で再パッキングしなおしたら、少し腹ごしらえします。

水晶小屋名物、「力汁」
豚汁?に焼餅が入り、生姜がのっています。
これが凄く美味しいのです。
是非家でも作ってもらいましょう。

10:20
さてそれではリスタートします。
力汁のおかげで元気を取り戻しました。

でも流石に今日はかなり歩いているのであまり元気がありません。
この後踏みたい百高山は、目の前の祖父岳と鷲羽岳。
息子と色々考えました。
①ワリモ北分岐に荷物をデポして爺ヶ岳往復、その後ワリモ、鷲羽岳を通って三俣へ。
②ワリモ、鷲羽岳を通って三俣へ。明日、三俣から祖父岳往復。
③岩苔乗越に荷物をデポして祖父岳往復ご三俣へ。明日鷲羽岳往復。
もちろん①が理想なのですが、それをやると黒部源流を通らない。黒部源流は見たい。
③は、ワリモ岳にいけないかも知れない。
実は、この日三俣まで行けるなら②の計画を想定していました。
この道が一番行きたい所を全て回れるので。
しかし、目の前の大きな鷲羽岳とワリモ岳を見たら、流石に疲れた体にフル装備であれを超えるのは難しいと判断しました。
と言う事で、今回は③にする事にしました。

色々考えながらワリモ北分岐に到着。ここから岩苔乗越に下ります。

さて、それでは祖父岳に行きましょう。
ザックをデポして、軽装で行きます。
30分後・・・

祖父岳頂きました!
2825m 百高山62座目!
順調です♪

あちらが今日のゴール、三俣のテン場です。
まだあるな~。。。
祖父岳の山頂はだだっ広く、ケルンがたくさんありました。
すると・・・

息子、新たなケルンを作り始めました。
無駄に元気だな・・・

と言う事で、再び30分ほどで岩苔乗越に戻りました。
再び荷物をリパッキングし、今日の目的地、三俣へ行きます。

最初に水場。
よくよく考えたら、これがホントの黒部源流になるのですね。
この時しっかり見ておけば良かったです。

CT40分と言うこの沢下り。
これが予想以上に体力を削りました。
気温も上がりムシムシしてきて、一段一段が足に負担をかけていきます。
流石に今日は歩きすぎてますね。

それでも、木道好きの息子はこんな所があると喜んだりします♪
いい絵ですね。

そしてようやく黒部源流の碑へ。
ちょっと思ってたものと違ったのですが、まぁとりあえず記念写真。
ホントに最初の一滴が見れるのかと、勝手に思ってました(^^;

さぁ、最後の登り返し、行きましょう。
ムシっとした樹林帯を上げて行きます。
足もなかなか上がらないですが、今日最後です。
頑張りましょう。

14:50
なんとか30分で三俣山荘に到着です。
ここでテン場の受付して、ビールとジュースを買ってテン場に行きますが・・・

テン場は酷く混雑していまして、もうまともな場所は空いていませんでした。
上のほう、斜めの場所を少し整地して平らにし、なんとか幕営です。

今日の我が家、完成です。
良かった、テントが張れて。
我々がテントを張ったあとも、続々と人が来てテン場を探しますが・・・
場所も殆ど空いていません。
私達がテントを張った所の少し上の超傾斜地にも、最終的にはテントが張られました。

疲れていたので、直ぐに夕飯です。
この日はパスタ。
サラスパが便利です。
息子はクリームチーズソース。私はペペロンチーノ。
これとスパムを焼いて食しました。
美味しかった♪

鷲羽岳を見ながら息子と乾杯♪
いやー今日はよく歩きましたね。
約18km超でした。
息子、ホントに歩くようになりましたね。
昨夜、寝れなかった事もあり、この後は日が沈む前にイビキをかいていたと思います。
いつ寝てしまったか記憶に無いんですよね(^^;
この日はこの旅の核心となり、ホントに良い一日となりました。
今日が歩けて、良かった♪
さぁ、明日も素敵な1日になるといいな
5日目に続く