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2016年03月02日

1/2成人式

先日、息子の小学校の授業参観がありました。
4年生10歳と言う節目で、1/2成人式が授業内容でした。
なかなか子供の授業参観も見に行ってあげる事が出来ないので、今回はムリを言って仕事を抜けて見て来ました。

1/2成人式についてはなんだか色々な意見があるらしいですが、そう言う議論は太陽系の外でやってくれると幸いです。
結果から言えばとても私はとても良かったと思います。

息子に限らず、保育園時代から見てきた子供達。
10歳と言う年齢は純粋な気持ちが全面に出ていながら、考え方も大人へと歩き始めたばかりの過渡期です。

子供達の語る将来の夢、1人1人の気持ちがとても良く伝わりました。
何にも左右されない子供達の純粋な思いを聞いているだけで、目頭がアツくなります。
家業を継ぎたいという子、おじいちゃん・おばあちゃんの手伝いをしたいと言う子、人を助ける仕事がしたいと言う子、どの話を聞いても真っ直ぐな気持ちです。

これから10年後の成人式を迎えるまでに、彼らは二次曲線を描くような急激な成長を遂げ、様々な干渉の元に今の気持ち通りの仕事へ辿りつける子は少くなるでしょう。
今暖かく見守っている大人達も、彼らが社会に出た時には豹変し、大きな壁となって立ちはだかります。
社会と言うイバラの道を歩き、叩かれ、しごかれ、削られて大人になっていくのです。

ただ、根底にあるのはこの真っ直ぐな気持ちです。
これをいつまでも忘れてはいけないのは、子供も大人も同じかと思います。

大人が何故、子供達の夢を聞いて心に響くのでしょうか?

それはきっと子供達の真っ直ぐな気持ちに感動するのと共に、かつて自分にもあった真っ直ぐな思いを蘇らせてくれるからではないでしょうか。


式の最後は体育館に移動し、
「いのちのうた」
の合唱を披露してくれました。

息子はこのピアノ伴奏をするために昨年末からずっと練習していました。
先日のアンサンブルコンテストではなく、こちらが本命です(^^;

息子がこの歌のピアノ伴奏をする意味はとても大きいです。

「生きていく事の意味
泣きたい日もある、絶望に嘆く日も。
ささやか過ぎる日々の中に、かけがえの無い喜びがある。」

歌わないけれど、息子の気持ちは音色で伝わって来ます。
鍵盤を叩く一つ一つの音が彼の歌声です。


これからも負けちゃいけない、諦めてはいけない。
その壁を乗り越える為にも、私と息子は山を、街を歩き続けなければなりません。

今なら、何故私達親子が日本列島を横断しようと言う事になったのか言えるような気もしますが、やはり完遂するまではもう少しだけ心にしまっておきます。


ちなみに息子の将来の夢は

「登山家」

でした。



【いのちのうた】
※映像はボカしてあります








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Posted by PENTAGON at 20:00│Comments(2)イベント
この記事へのコメント
1/2 成人式
おめでとうございます!
胸キュン、、、です
見守っている思いが伝わってきます

夢に向かっての土台作り頑強に出来そうですね!

子を愛する親、愛されている子供たち
笑顔の親子があふれますように、、、
Posted by 名古屋 登山(放浪)好きバーバ at 2016年03月03日 11:32
名古屋の登山好きさん:
そうですね、成人になるまでは見守り続けるのが責任かと思ってます。
干渉し過ぎないよう、離れすぎないよう・・・
なかなか難しく、いつも考えさせられています。

全ての子供たちの思いが、叶いますように・・・(^^)
Posted by PENTAGON PENTAGON at 2016年03月04日 10:23
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